大規模・植物工場を運営する株式会社スプレッドは、2017年3月20日~24日に、ハノーバー国際見本市会場(ドイツ・ハノーバー市)で開催される「CeBIT 2017」(国際情報通信技術見本市)にて、最先端野菜生産システム『Techno Farm(TM)』を展示する。
「CeBIT 2017」は、IoT、ビッグデータ、クラウド、セキュリティなどのITビジネスに特化した、世界最大規模の国際展示会です。世界70の国と地域から3,300の企業・団体が出展し、来場者数は約20万人にのぼります(前回実績、主催者発表)。
今回、スプレッドは「CeBIT 2017」のパートナーカントリーである日本の先端技術を紹介する「ジャパン・パビリオン」(主催:独立行政法人日本貿易振興機構)に参加。『Techno Farm(TM)』の技術と情報システムを展示します。
このシステムの概要を紹介し、システム開発に関する海外パートナー企業の募集を行います。
【出展概要】
名称: CeBIT 2017(国際情報通信技術見本市)
会期: 2017年3月20日(月)~24日(金)
開催時間: 9:00~18:00
会場: ハノーバー国際見本市会場(ドイツ・ハノーバー市)
ブース位置: Hall4 「ジャパン・パビリオン」内 A38
URL: http://www.jma.or.jp/dms/search/detail/4
◆『Techno Farm(TM)』とは
スプレッドは自社で保有する工場野菜の栽培技術やノウハウを生かし、設備技術メーカーとの協力で、最先端野菜生産システムを完成させました。
この新システムにおいて、大規模植物工場における栽培工程の自動化、水のリサイクル技術、環境制御技術、植物工場専用LED照明など、多くの新技術が誕生しています。また、植物工場の大きな課題であるコスト面においては、現在、自社で運営する植物工場「亀岡プラント(京都府亀岡市)」と比較し、人件費50%、電力費30%など大幅なコスト削減を実現しました。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現