オリックス八ヶ岳農園株式会社は、本日完成した長野県諏訪郡富士見町の太陽光利用型植物工場による大規模水耕栽培施設を活用し、葉物野菜の生産を開始する。本施設では、サラダほうれん草、サラダルッコラなど7種類の「サラダ素材(生食用)」を生産する。
八ヶ岳の麓の標高1,100mmに立地し、日本有数の日射量と豊富な伏流水を活用した水耕栽培により、栽培期間を短縮させ最大年19回収穫し、合計約430トンの出荷を計画しており、良好な気候条件のもとで1年を通じて「4定(定価格、定品質、定時期、定量)販売」が可能となる。
また本施設は、中央自動車道の諏訪南ICから約6kmに位置し、多くの需要が見込まれる都市圏への輸送にも適している。オリックスグループの営業ネットワークなどを通じて、主に首都圏や中部圏の小売業や飲食業をターゲットに販売を計画している、という。
■事業概要
所在地:長野県諏訪郡富士見町立沢1312他
施設竣工時期:第1期:9月(竣工済)、第2期:2016月6月(予定)
施設面積:第1期:6,700 m2、2期合計:13,400m2(予定)
栽培方法:水耕養液栽培(農薬不使用)
生産品目:サラダほうれん草、サラダルッコラ、サラダ春菊、サラダクレソン、サラダ小松菜、サラダ水菜、サラダケール など
出荷予定地:関東地方、中部地方 など
事業主:オリックス八ヶ岳農園株式会社
(オリックス株式会社97%、株式会社本多園芸3%)
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