住友化学グループの住化農業資材株式会社では、栃木県小山市にある小山東工業団地に、野菜などのコーティング種子(ペレット種子)の製造工場を建設することを決めた。工場は2016年1月に着工し、同年10月稼働を目指す。
植物工場の栽培現場でも、コート種子は多く採用されている。天然素材を主成分とする粉体を用い、小さな種子を均一な球状に成形したもので、1粒あたりのコストが高いが、播種などの作業性も改善できる。新工場の用地面積は1万3000平方メートル、延べ床面積2900平方メートルとなっており、設備投資額は約10億円。
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