ヤンマー、有望市場のフィリピン開拓のため現地農機メーカーと合弁会社を設立

 ヤンマーは3月17日、フィリピンの農機メーカーであるロパリ・グループと合弁会社を設立した。フィリピンは世界8位の米の生産量を誇り、今後は農作物の飛躍的な収量増を実現するために、農家の機械化が見込まれている有望市場の一つ。

 設立した新会社に対して、現地の農機メーカーであるロパリグループが40%、ヤンマーが60%を出資する。

現地企業の持つ販売網を生かしながら、田植え機やトラクターなどの販売に力を入れていく。2018年度にフィリピン国内で約65億円の売上高を目指す。資本金は約3億円で、従業員は18年度までに50人まで増員する計画である。