オランダに本社を置くロイヤル フィリップスは2月26日、同社の欧州特許庁(EPO)への特許出願数が世界第2位を記録したことを発表した。出願数は2013年度よりも26%多い2,317件の特許出願となっている。ランキングでは、第1位のサムスン(韓国)、第3位のシーメンス(独)、第4位のLG(韓国)、第5位のファーウェイ(中国)となっている。
同社では、フィリップス・エレクトロニクス・ジャパンが国内における植物工場や施設園芸向けのLED光源の販売を行っている。
同社はオランダの特許出願人の中では群を抜いており,9%を上回るオランダの出願数の大幅な伸びに貢献している。このためオランダは、住民100万人あたりの欧州特許庁(EPO)特許出願数では第3位となっている。
同社ではさらに、欧州特許庁における10の主要技術分野のうちの2分野(医療技術、電気機械・器具・エネルギー)で出願数第1位となっている。
同社の知的財産・システム標準部門は、各事業に対して高度のIPソリューションを提供しており、その構成数は、特許権71,000件、商標権47,000件、意匠権92,000件、ドメイン名4,900件となっている。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現