追加)試食会の様子/環境試験器メーカー:エスペックが植物工場事業の本格展開を発表。店舗内に設置可能な小型商品の販売も行う予定

飲食店などに設置可能なコンパクトサイズの植物工場であるプラントセラーの販売を2010年10月より開始したエスペック株式会社では、昨日の2月24日に試験導入している、東京・目黒にあるレストラン「鉄板ダイニング滝亭」において、植物工場で育成した野菜の試食会を開催した。簡単に当日の様子をアップロードしておきます。詳細はプレスリリースを参照下さい。

<展示された小型・植物工場と配布資料の様子>

 
 
=========以下は、2010年9月30日の記事=========

環境試験器メーカーのエスペックは植物工場事業の本格展開をはかり、3年後の2012年には18億円の売上を見込み、将来は収益の柱のひとつに育てる計画を発表した。そして同時に、飲食店やコンビニエンスストアの店内に置ける冷蔵庫サイズの水耕栽培装置の販売も行う。以下では、プレスリリースを掲載しておく。
 

植物工場事業を本格展開
<事業化の背景>
最近の『食の安全』に対する消費者の意識の高まりと行政の『農産物の自給率向上と安定供給』の積極的な推進により、植物工場に対する社会的な認知度とニーズは確実に高まりつつあります。この動きは国内だけでなく、海外においても同様です。

エスペック株式会社の植物工場は、100%子会社であるエスペックミック株式会社も合わせて20年以上の歴史があり、多数の納入実績を持っており、その間に多くのノウハウを培ってまいりました。『食の安全』に関する消費者の意識の高まりをビジネスチャンスととらえ、これまでのノウハウを活用した積極的な事業展開を図ってまいります。
 
<当社の強み>
植物工場には、育成環境を制御する技術と植物育成ノウハウの両方が必要です。育成環境を制御する技術は、環境試験器のトップメーカーである当社のコア技術であり、もっとも得意とするところです。

一方、エスペックミック株式会社では森づくりや水辺づくりなどの環境エンジニアリング技術の一環として、長年に亘り植物育成のノウハウを培ってまいりました。それらを融合させることで、『食の安全』に代表される社会的なニーズに十分にお応えできると考えております。設備導入後も、お客さまから高い信頼をいただいている当社のアフターサービス網を活用するなどして万全のアフターサービスやメンテナンスを実施いたします。
さらに、植物工場の導入後も苗の生産・供給体制を整えているエスペックミックより、苗を安定的に供給することが可能です。
 
<事業展開>
植物工場が注目されるのは、今回が初めてではありません。以前にも数回、社会的な関心が高まったことがありましたが、いずれも一時的なブームで終わっています。植物工場をブームで終わらせないためには、しっかりとしたニーズを作り出すことが重要で、植物工場で栽培した野菜の長所である安全&高品質をPRし、社会的な認知度を高める必要があります。そのステップとして、10月に野菜の生簀ともいうべき『プラントセラー』を発売いたします。『プラントセラー』は、レストランなど、消費者の近くに設置し、安全・安心な環境で野菜が育成されているところをご覧いただき、植物工場で育てた野菜の認知度を高め、ニーズを作り出すことにつなげてまいります。

海外からも、植物工場の引合が増加しております。一般企業からだけでなく、行政主導の案件も増えており、植物工場のニーズは着実に拡大しています。この状況を受けて、環境試験器で培った当社のグルーバルネットワークを活用し、国内と同時進行で、事業の垂直立ち上げを目指します。
 
<植物工場事業の内容>
1.中・小規模の植物工場用設備の販売
従来の植物工場は、大規模設備が主流でしたが、植物工場の普及を促進するためにも、倉庫や遊休設備などの空きスペースを活用し容易に設置できる中・小規模の植物工場設備の販売を進めてまいります。
 
2.野菜の生簀(いけす)『プラントセラー』の販売
『プラントセラー』は、野菜の大量生産を目的とする植物工場とは違い、レストランや社員食堂などの消費者の近くに設置し、自産自消の新鮮な野菜を味わっていただくだけでなく、安全・安心な環境で育成される植物工場の野菜に対する認知度を高めることにつなげてまいります。また、導入時のコストを抑えるため、リース料金を安価(月額1万5千円?4万円程度)に設定したリース販売を行います。
 
3.コンサルティング
長年の研究開発で培った実践的なノウハウに基づき、生産効率を高めるためのコンサルティングを積極的に行ってまいります。導入から運用まで一貫したフォローができることが当社の強みであると考えます。
 
4.その他
苗の供給・・・苗の供給については、エスペックミックがお客さまのご要望に適した品質の苗を別料金にて供給できるシステムをご用意しております。

環境試験器メーカー:エスペックが植物工場事業の本格展開を発表。店舗内に設置可能な小型商品の販売も行う予定

「プラントセラー」 概要
■販売機種 : 3タイプ<中心モデルは、幅69cm×奥行69cm×高さ190cm>
■育成対象野菜 : 葉物類 (リーフレタス、サラダ菜、ハーブなど)なお、根菜類は育成不可
■育成規模の目安 :中心モデルで、60株程度の育成が可能
■育成期間 : サラダ菜の苗から収穫まで約1?2週間 (種から収穫まで約45日間)
■販売価格 : 約120万円/台 (中心モデルの標準仕様の場合)
■販売エリアおよび形態 : 日本国内
主として、直販および代理店販売リース販売を機軸に全国販売を展開予定 (7年リースで約15,000円/月)

 
※ 同社のプレスリリース(植物工場事業を本格展開について飲食店・レストラン向けへ:野菜育成装置「プラントセラー」を販売開始
 
 

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植物工場・農業ビジネス編集部

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