三共木工、太陽光利用型の植物工場による体験型イチゴ狩り施設をオープン

 埼玉県下初の農法で栽培した農作物を生産・販売する@FARM(三共木工株式会社)は、新たに建設した統合環境制御システム完備の太陽光利用型植物工場で栽培したいちごの収穫期を迎え、2019年1月3日に体験型いちご狩りをオープンする。

三共木工、太陽光利用型の植物工場による体験型イチゴ狩り施設をオープン
■いちご狩り概要
コース:【とちおとめ】いちご食べ放題(30分)
料金 :【大人】2,000円(税別/1名あたり)
    【小学高学年(4年~6年)】1,600円(税別/1名あたり)
    【小学低学年(4歳~3年)】1,000円(税別/1名あたり)
    【シルバー(70歳以上)】  500円(税別/1名あたり)
    【幼児】  0円(税別/1名あたり)


■アクセス抜群!練馬インターから車で30分のいちご狩り施設
@FARMいちご狩りの最大の特徴は、ただ、いちごを食べるだけではなく、いちごがどうやって育つのかスタッフによる解説で成長過程を学びながらいちご狩りが楽しめることです。「子どもの喜ぶ顔がみたい」をコンセプトに面白くてわかりやすい、つくり手の思いを皆様にお伝えします。

いちごハウスは2,000平方メートル(20a)の広さを持ち、腰を曲げずに収穫できるように高床で設計されているので、ベビーカーはもちろん、車いすをご利用のお客様もいちご狩りが楽しめます。

三共木工、太陽光利用型の植物工場による体験型イチゴ狩り施設をオープン
■KOEDO ICHIGO 陽香-haruka-
@FARMで作るいちごは、「安心・安全」にこだわり、ひとつひとつ精魂込めて作り上げています。

品種は「とちおとめ」。小江戸川越の地で、太陽の光をたくさん浴びて育ち、甘くて濃厚で芳醇な香りが特徴なことから「KOEDO ICHIGO 陽香-haruka-」と名付けました。そして、ただ甘いだけではなく、いちごが本来持っている濃い甘酸っぱさがしっかりと詰まっているので飽きることなく何個でも食べられます。

土壌中の微生物の力を借りていちごが病気になりにくいようにしているので、農薬はほとんど使いません。また、酵素を上手に使って栽培しているので、ビタミンCやカリウムが豊富に含まれています。


■土壌の微生物と共生する「プロバイオシス農法」
土の中の生物を阻害するのではなく、細菌や微生物と共生し、植物本来の力を引き出し病害虫に強い健康な植物を育てる農法です。

土の中にはたくさんの微生物や細菌がいて、それらは酵素を作り出し、植物が水や肥料を吸いやすい環境をつくり、健康で元気に成長することを促します。そして、健康な植物は害虫を寄せ付けなくし、農薬に頼らずに立派に成長していきます。

■統合環境制御ハウス「グリーンハウス」
@FARMでは農業先進国オランダ型の統合環境制御システムにより、太陽光・水・風・温度・湿度・二酸化炭素・酵素肥料のすべてをICT技術で自動管理しています。

これにより、作物が光合成を最大化できる最適な環境を整え、高収量を実現しています。


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