米国オハイオ州のグランドビュー・ハイツ市の公立学区では教育向けの小型植物工場9台を導入した。導入した植物工場はLED光源を採用したタワー型の水耕栽培キットであり、生産した野菜は学校の食堂で使用される他、生徒への教育プログラムの一環として利用される。
植物工場キットは、タワー型の水耕栽培システムを製造・販売するジュース・プラス社から購入し、1台あたりの費用は約700ドル。四角形の柱に対して、各面に4つの穴があり、合計16株の野菜を植えることが可能である。現在はLED光源にて1日に16時間の照射にて、レタス、スイスチャードやルッコラ、バジルといったハーブ野菜などを栽培している。
ジュース・プラス社では人工光を採用したシステムの他、太陽光を利用した大型のタワー水耕栽培も製造・販売している。家庭菜園として個人が購入するだけでなく、空港やオフィスなど商業施設にて法人が大規模に導入するケースもある。写真は同社ウェブサイトより
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