ロート製薬、奈良県奥大和地域にて食分野における起業家を誘致。10の新規事業、最大20名の起業家を選定

 ロート製薬株式会社が主導により、地域課題の解決に特化した「Next Commons Lab(ネクストコモンズラボ、NCL)」を奈良県奥大和地域で始動する。フィールドとなる奈良県および奈良県宇陀市とパートナーシップを組み、10の新規プロジェクトに最大20名の起業家を募集します。
プロジェクトには耕作放棄地を活用した養蜂、薬草・ハーブを利用したビール製造やキノコ栽培まで多岐にわたる。
ロート製薬、奈良県奥大和地域にて食分野における起業家を誘致。10の新規事業、最大20名の起業家を選定
<コンセプト>
Next Commons Lab 奥大和
私たちは何を食べ どんな未来をつくるのか
生命を支え、暮らしをつくる食。 その根源的な可能性を探求し、未来の食のスタンダード = フードコモンズをつくるプロジェクト。山里の資源、古来から伝わる技術、最先端のテクノロジー。あらゆる叡智を融合し、私たちのフードコモンズを具現化します。

<NCL奥大和の活動>
奥大和(宇陀を中心とした奈良県の南部東部地域)においては、ロート製薬株式会社、奈良県および宇陀市のパートナーシップにより、2017年春からの始動に向けて、食のテーマを中心とした10以上のプロジェクトを立ち上げ、起業家を誘致します。

起業家は支援を受けながら3年以内の起業/事業開発に取り組むと同時に、自分たちの手で理想の暮らし方や働き方を実践。地元の人や資源と深く関わりながら活動をすることで、地域を活性化し、持続可能なあたらしい社会を作っていきます。

各プロジェクトでは専門的な知識や技術を有する地元プレーヤーがパートナーとなり、技術や知識を授けたり、共同で事業を立ち上げるなど、活動を共にし起業に向け加速します。またプロダクトの研究開発、パッケージデザインやブランディング、セールスプロモーションや流通にいたるまで、食から派生する様々な可能性を具現化するための知見と設備を有したインキュベーション施設= フードハブキッチンを拠点として整備していきます。

<10のプロジェクト>
奥大和地域はかねてより薬草の栽培地であり、また現在では有機栽培による農業も盛んに行われています。 プロジェクトのテーマを食にフォーカスし、ロート製薬の持つ知見や技術などの企業リソースや、地元で活動してる事業者・地域プレーヤーとのコラボレーションにより、新しい事業開発に挑みます。

1.ハチミツ
耕作放棄地を活用した養蜂とハチミツを使ったスキンケア用品などの開発
プロジェクトパートナー:ロート製薬株式会社

2.オーガニックビーフード
完全オーガニックで美味しく美しいベビーフードの開発、製造、販売
プロジェクトパートナー:ロート製薬株式会社

3.シードバンク/フードハブ
在来種の保存と伝統野菜の栽培およびカフェの運営、種取りと保存・伝承
プロジェクトパートナー:三浦雅之(株式会社 粟)

4.マイクロジビエ
小規模解体設備の普及と、狩猟および熟成による肉の加工食品の開発、製造、販売
プロジェクトパートナー:植村正和(B&D工房)

5.ハーバルビール
古来から薬草やハーブの栽培地であった宇陀で新しいビールの開発
プロジェクトパートナー:ロート製薬株式会社、ゴールデンラビットビール

6.フードコミュニティ
農村料理のアーカイブと、レシピを使った配食サービスによるコミュティづくり
プロジェクトパートナー:松田麻由子(伊耶佐郵人)

7.食農ツーリズム
食と農に特化したグリーンツーリズムと食育プログラムの開発
プロジェクトパートナー:伊川健一(健一自然農園)

8.森のようちえん
地域に根ざした森のようちえんの開設と経営
プロジェクトパートナー:岡本麻友子(ウィズナチュラ)

9.きのこ栽培
独自の研究できのこを栽培しレストランで提供する「きのこの館」の事業継承
プロジェクトパートナー:橋本史郎(きのこの館)

10.クリエイティブビレッジ
東吉野村を中心にクリエイターの活動拠点とネットワークの構築
プロジェクトパートナー:坂本大祐(オフィスキャンプ)
※その他自由提案枠として、応募者が独自の事業計画を提案することもできます。

<応募資格について>
本プロジェクトはローカルベンチャースクール(*1)の制度を活用するため、以下の条件を満たす必要があります。 3大都市圏内・外に限らず、都市地域および政令指定都市にお住まいの方。
(*2)(全部条件不利地域の方は対象となりません。また、一部条件不利地域にお住まいの方は 本プロジェクトはローカルベンチャースクールの制度を活用します。採用後は奈良県内の対象地域に住民票を異動していただける方

(*1)ローカルベンチャースクール http://localventure.jp/
(*2)特別交付税措置に係る地域要件確認表 http://www.soumu.go.jp/main_content/000334521.pdf

募集要項など、詳細な情報はWEBサイトをご覧ください。
WEBサイトURL:http://nextcommonslab.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場ビジネス・セミナー講義バナー
    ミラノ万博レポート「食と農業の未来」

過去のピックアップ記事

  1. 植物工場による生産・販売事業からの撤退、今後はプラント開発に集中
     1992年に京都で創業したシーシーエス株式会社は、LEDを使用した照明装置の専業メーカーである。特…
  2. NKアグリ、露地野菜で初の栄養機能食品・リコピン人参「こいくれない」誕生
     NKアグリ株式会社は、全国7道県、約50名の農家と連携し、機能性野菜「こいくれない」の2016年度…
  3. ローム、イチゴ植物工場の事業者を2月末まで募集。新規参入向けに栽培ノウハウ提供
     ロームは、自社にて開発したイチゴ栽培を目的とした完全人工光型植物工場の事業化を目指す事業者の募集を…
  4. 大規模植物工場のスプレッドが生産体制を増強・フランチャイズ事業を展開へ
     国内最大規模の完全人工光型植物工場を運営するスプレッドは、産業用ロボットメーカーの安川電機と201…
  5. グーグルが農業ビッグデータ解析ベンチャーに18億円の投資
     テクノロジーベンチャーに投資を行っているグーグル・ベンチャーは、農業ビッグデータ解析サービスを提供…
  6. 日清紡による植物工場イチゴ「あぽろべりー」の出荷開始
     完全人工光型植物工場にてイチゴを生産する日清紡ホールディングスが、量産栽培に成功し、近日中の出荷を…
  7. 沖縄セルラー電話、植物工場の運営ノウハウとIoTを活用した家庭用水耕栽培キットを来年2月発売
     沖縄セルラー電話株式会社は、株式会社KDDI総合研究所の技術協力を得て、IoTを活用した家庭用の植…
  8. UAE初・最新の太陽光利用型植物工場ベンチャー。来年夏にトマトを初収穫
     シリコンバレーを拠点に投資活動を行っていたSky Kurtz氏が中東UAEにベンチャー企業「ピュア…
  9. 人工光を利用し、連続光への耐性遺伝子でトマトの収量2割増
     野生種トマトに存在する遺伝子を導入し、栽培種トマトの苗を自然光と人工光の下で1日24時間生育させる…
  10. みらい、フルLED光源を採用した量産型植物工場が宮城県内に完成
     植物工場装置と野菜販売の株式会社みらいは、みやぎ復興パーク(宮城県多賀城市)内に経済産業省の補助事…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. タキイ種苗、機能性野菜「ファイトリッチ」シリ−ズのタネを発売
     タキイ種苗株式会社は、野菜の"機能性成分"を豊富に含み"おいしさ"を兼ね備えた『ファイトリッチ』シ…
  2. イベント報告、フェアリーエンジェル植物工場の試食見学会
    2008年7月12日に、植物工場ビジネスに関して(株)フェアリーエンジェル、代表取締役の江本謙次氏を…
  3. イギリスにおける施設園芸の技術開発機関、LED光源・多段式を採用した植物工場が稼働
     イギリスのストックブリッジ・テクノロジー・センターでは、民間企業と連携しながら、LED光源による補…
  4. 「生物農薬」で販売される飛ばないテントウムシ、ハウス内にて長期間の防除効果が期待
     農研機構の「近畿中国四国農業研究センター」は、テントウムシの一種・ナミテントウを飛ばないように改良…
ページ上部へ戻る