北海道日立システムズ「直販・通販農家向け 販売管理クラウドサービス」の販売開始

 株式会社北海道日立システムズは、受注・出荷・入金管理などに特化した「直販・通販農家向け 販売管理クラウドサービス」を農家や農業生産法人向けに販売を開始する。

本サービスは、直販・通販農家として年商1億円の実績があり、多くのノウハウを有する寺坂農園株式会社(北海道空知郡中富良野町)が自社で開発・活用している農家の直販・通販業務に特化した販売管理システムを北海道日立システムズが、機能や操作性などを拡張し、システム開発力やサポート力を活用してクラウド型で提供する。
北海道日立システムズ「直販・通販農家向け 販売管理クラウドサービス」の販売開始
 近年、インターネット通販の仕組みも広がっており、消費者への直接販売を行う農家が増加しています。また、TPP協定による競争の激化が予測されるため、農業経営を存続させるための策として、対面での直接販売に加え、電話やFAX、メール、自社Webサイト等から販売を行う農家はさらに増加すると考えられます。

直販・通販ビジネスを成功させるためには、顧客満足度向上によるリピーターの獲得・増加が欠かせません。
そのためには、複数の販売ルートによる販売・出荷状況を一元管理し、適切な顧客対応や販促活動をする必要がありますが、現状では農家の直販・通販業務に特化したシステムが流通しておらず、多くの農家が手作業や表計算ソフトなどを使った台帳で管理しているため、販売数が増加したときの受注・出荷・入金などの販売管理や顧客管理の円滑化が課題となっています。

 北海道日立システムズは、日立システムズの地域グループ会社として、北海道内の企業や自治体向けに幅広いITサービスを提供している企業です。
寺坂農園は、農家自身がお客さまと直接つながるダイレクト・マーケティングという販売手法を用いて成功しました。現在では年間1万件を超える販売件数があり、事務工数削減や適切な顧客管理のため、自社で販売管理システムを開発し、2012年から運用しています。

 本サービスは、受注・発送業務におけるミスを防ぐ仕組みや、商品の出荷状況を適切に把握するための機能、お客さまからのご要望を適切に農業経営に生かすためのクレーム管理機能、詐欺などに対応するためのブラックリスト管理機能など、寺坂農園のノウハウを生かした機能と、北海道日立システムズのクラウド技術、手厚いサポートサービスを組み合わせて割安な月額利用方式で提供するサービスです。

システムの管理は、北海道日立システムズのエンジニアが行うため、専門の技術者がいない農家でも気軽に導入・利用できます。また、導入にあたっては、寺坂農園のノウハウに基づくアドバイスを北海道日立システムズから受けることができます。

また、本サービスはクラウドサービスでの提供であるため、基本料金を低く抑え、伝票数などに応じた従量課金の形態で提供します。そのため、お客さまは、閑散期におけるシステム利用料を最低限に抑えることができます。

<寺坂農園のノウハウを生かした主な機能>
・「商品状況管理機能」:商品が箱詰め中・発送前・配送中・入金待ちのどの段階にあるのか状況を確認することができます。
・「クレーム管理機能」:誰が問い合わせを受けてもすぐに状況把握・対応ができるよう、クレーム情報を共有することができます。
・「ブラックリスト管理機能」:代金未払い、詐欺の可能性のある顧客から注文を受けた際に警告を表示し、未収金、詐欺被害の減少を図ります。

■標準価格(税抜)
初期登録費用:50,000円
月額基本料金:10,000円~
*上記に加え、伝票数などに応じた従量課金制で費用をいただきます。

■北海道日立システムズの「直販・通販農家向け 販売管理クラウドサービス」に関するWebサイト http://www.hokkaido-hitachi-systems.co.jp/agriculture_direct_sales/index.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

大和ハウス工業 アグリキューブ 植物工場バナー
次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場ビジネス・セミナー講義バナー

過去のピックアップ記事

  1. 米国の農畜産ビジネス。全体の70%がICT自動化システムを導入・家族経営でも効率的な大規模生産へ
     テクノロジーが農畜産ビジネスを大きく変えている。センサーやモニタリング装置を導入し、環境制御や効率…
  2. 大規模植物工場のスプレッドが生産体制を増強・フランチャイズ事業を展開へ
     国内最大規模の完全人工光型植物工場を運営するスプレッドは、産業用ロボットメーカーの安川電機と201…
  3. タイのショッピングモールでの屋上菜園。環境志向型アグリビルディングの実証スタート
     タイのチュラーロンコーン大学が約2000万円を投じて、7階建てのショッピングモール(サイアム・スク…
  4. 中国でも施設規模の拡大と労働者不足により小型農機の需要増
     人民网・天津報道局によると、キュウリの収穫・運送、または収穫後の梱包作業に要する一人当たりの人件費…
  5. NTTファシリティーズ、青森県内初の医療法人・介護系事業所に植物工場を導入
     株式会社NTTファシリティーズは、医療法人蛍慈会・石木医院において青森県で初の医療・介護系事業所へ…
  6. 福島・南相馬に太陽利用型植物工場が稼働 カゴメの技術指導と全量買取
     太陽光利用型植物工場によるトマト栽培を行う響灘菜園は、カゴメと電源開発の出資を受け、2005年5月…
  7. ノルウェーにおける野菜価格と周年生産・地産地消を実現する植物工場ビジネスの可能性
    三菱化学と現地レストランが植物工場による実証生産を開始  弊社では、冬の気候が厳しく野菜の周年生産…
  8. 韓国ソウル市の「地産地消型クッキング講座」。屋上ファームと料理教室の融合サービス
    都市部住民をターゲットに「ルッコラ」をテーマにした屋上キッチン教室を開催  ソウルの広興倉駅の近く…
  9. 中国山東省における近代化されたキノコ植物工場
     中国・山東省高密市に位置する恵和きのこ産業園は、青島農業大学の研究者が開発した技術を活用し、中央と…
  10. ドローンによる一般農家への拡大。農業用ロボットが2024年には100万台へ
     大規模な露地栽培が展開されている米国において、若者を中心に新たな農業ロボットの活用が進んでいる。農…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. 米国NYの農業ビジネス最前線・市場ニーズに合わせた生産品目の切り替え(ガブリエルセン・ファーム)
     ニューヨーク州・ロングアイランド東部の町であるリバーヘッドにて花卉の生産を行うガブリエルセン・ファ…
  2. オリックス不動産、兵庫県養父市の植物工場にて初収穫
     廃校になった養父市大屋町門野の旧市立南谷小学校体育館を活用し、オリックスグループが開設した植物工場…
  3. 台湾「国際果実・野菜見本市」展示会、植物工場プラントメーカーからアクアポニックまで幅広く出展
     前回の紹介記事の通り、台湾のマイ・エグジビション株式会社は、2016年11月10日~11月12日ま…
  4. 福島・南相馬に太陽利用型植物工場が稼働 カゴメの技術指導と全量買取
     福島県・南相馬市の農業法人「南相馬復興アグリ株式会社」は2月9日、太陽利用型植物工場を建設し、トマ…
ページ上部へ戻る