温室ハウスに電気を使用しない点滴栽培技術を活用。沖縄にて周年栽培を実現・技術の普及を目指す「石垣島野菜工場」

株式会社仲間商店では、点滴栽培技術を本土から導入した沖縄農業技術企業化協同組合の指導を受け「石垣島野菜工場」にて付加価値の高い野菜を生産、今年の8月から出荷も始めた。同社は「365日出荷できるようにしたい」と話している。


沖縄農業技術企業化協同組合は今年3月、野菜の県内自給率の向上と高付加価値農業の構築を目的に仲間商店など6農業法人で設立された。連合組織にすることで点滴栽培の技術を広く普及する狙いがある。最初の取り組みを石垣島でスタートさせた。


同栽培は、液肥をポンプアップして自然流下という方法をとるため、電気代がかからないという。石垣島工場では約830平方メートルのハウスでサニーレタスを生産。種まきから収穫まで40日。生産した野菜は1株260グラムまで成長させ、ファーマーズマーケットとCocoストアに出荷している。現在、336株可能な栽培用の棚を12枚確保、18枚になれば通年出荷が可能になるという。


同社の社長は「組合があるので素人でもできる」と特徴を挙げ、「地元で生産するので流通コストを削減できる。安定的に供給し、365日、24時間の出荷可能な農業を目指す。確実に採算ベースにのせていきたい」と意気込む。組合では「従来型の農業では自給率の向上は難しく、組合には点滴栽培技術を普及させる役割がある」と強調、「露地栽培の10倍の生産性があり、儲かる農業にしていきたい」と話した。(参考:八重山毎日新聞より)

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