宇宙ステーションに打上げたお米が地球に帰還「角田の宇宙米」として販売予定へ
宮城県角田市が推進する「夢☆宇宙米プロジェクト」の一環とし…
宮城県角田市が推進する「夢☆宇宙米プロジェクト」の一環とし…
JAXA宇宙探査イノベーションハブ『探査ハブ』では、将来の宇宙での食料生産を目指し、月面を想定した「月面農場」(植物工場による食料生産)の実現に関する検討を行い、その報告書を公開した。
中国政府は、月面探査機「嫦娥4号」の中で綿花の種を発芽させた、と発表した。月面での植物栽培は初だという。月面探査機「嫦娥4号」は、1月3日に月の裏側に着陸した。
インテグリカルチャー株式会社は、東京女子医科大学と共同で、宇宙航空研究開発機構JAXA・宇宙探査イノベーションハブが実施する研究提案プログラムに採択された。
米国でも注目ベンチャーの一つであるナノテク素材開発企業のUbiQD社は、NASAから研究資金12.5万ドル(約1,400万円)を獲得し、宇宙での植物工場による野菜生産に関する研究開発を進める。
オスラム社は、スマート光源システム「Phytofy RL」をNASAに提供した。研究は、植物工場を活用して、宇宙飛行士のためのサラダ用作物の生産に重点を置いている。
南極や北極、宇宙など過酷環境下にて、植物工場技術を活用した食料生産の研究が本格化している。今回は南極にあるドイツのノイマイヤⅢ基地でも、完全人工光型植物工場にて野菜の収穫を行われた。
ispaceは民間では日本初となる、独自開発の月着陸船による「月周回」と「月面着陸」の2つの月探査ミッションを始動させるため、日本国内のシリーズAとしては最高額・総額101.5億円の資金調達に成功した。
宇宙関連技術を活用して、地球規模での食糧問題解決や火星への移住を視野に入れた研究が世界で行われている。もちろん、植物工場も期待されているテーマの一つである。
2015年8月10日には、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているNASAの宇宙飛行士が、人工光型・植物工場にて生産したレタスを初めて試食したが、その後も植物工場システム「Veggie」では継続的な栽培実験が行われており、花の栽培やレタスの再生栽培などが行われている。