グローバル刃物メーカーの貝印株式会社は、食品工場での包材切断における異物混入対策を目的として開発した「異物混入対策フックナイフ」を開発し、2022年2月より発売する。
貝印では、異物混入でお悩みの食品工場よりご相談を受け、2019年9月に世界初※2の「異物混入対策スリットナイフ」を発売し、これまで100社以上の食品工場で導入をいただきました。
「異物混入対策スリットナイフ」は、従来ペティナイフやカッターを使用し開封していたペースト状のフィリング(例:クリームパンのクリームなど)が入った袋を開封することにより適した商品でした。
一方で、袋を立てた状態で開封するリキッド状、パウダー状の食品原料(例:水煮野菜や液卵、カレー、ミートソース、惣菜類などのリキッド状原料、調味料などのパウダー状原料など)を開封する際に「異物混入を防止できる商品も開発してほしい」とのお声をお客様よりいただき、今回新たに、「異物混入対策フックナイフ」の発売に至りました。
食品工場での包材開封工程で発生する主な問題点は、下記のようなものが上げられます。
①包丁、ペティナイフ、ハサミ等でフィルムをカットしており、二度切り(一度で切れずに切り直す)による包材片の異物混入が発生
②作業者のケガ
③ナイフ等の刃物の識別管理が困難であり、劣化した刃物が継続して使用されるリスクが発生
「異物混入対策フックナイフ」の一番の特徴は、従来使用されてきたハサミやペティナイフ等で発生しやすい二度切りリスクを抑制し、ワンストロークで袋を開封しやすくした点です。これにより、二度切りによる包材片(ビニール片)の異物混入の発生防止に効果的です※1 。
※1 効果は切断対象の厚さや材質によりますので、詳細は貝印までご相談ください
※2 異物混入対策を目的とした、フィルム面に沿った切断開封をサポートするガイド、グリップの構造と刃の設計(特許取得)
主な特長
①作業者の技量や熟練度の影響を受けにくく、誰もが縦置きフィリングを簡単にカットできる構造
ハサミ、ペティナイフでは二度切りのリスクが高く混入に繋がるが、異物混入対策フックナイフの使用により、包材の開封をしやすくし、二度切り不要(技能・技量に依存しない)な設計へ
②刃に触ることのできない構造で安心して使用できるセーフティ構造
作業者の手や指をケガから守り、食品および工場の汚染防止に効果的
■手や指が刃に当たらないセーフティ構造
③ハンドルの色分けにより現場での管理に効果的
青、緑、黄の3色のハンドルを用意することで、識別管理が容易に。ナイフを定期交換で取り換える作業環境や、食材別での使い分けにおいて、間違った色のナイフが一目で分かる仕組みを実現。
「異物混入対策フックナイフ」商品概要
サイズ :幅40mm×長さ138mm×厚み7mm
重量 :12g
刃体 :ステンレス鋼
本体 :PP樹脂(ポリプロピレン)
本体色:青、緑、黄の3色
価格 :オープン価格
※貝印からの出荷単位は1カートン(200本入)単位となります(代理店経由で100本入から購入可)
1カートン=100本入小箱×2箱
1カートン内は同色1色となります
※当製品は業務用品となりますので、一般のお客様への販売はしておりません
【貝印株式会社】
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っている総合刃物メーカー。
また、約1,500教室に及ぶ料理教室とのネットワークを持つなど料理研究家やシェフとの幅広いネットワークを保有。これら調理器具に関わる開発や消費者データ等知見、食に関わるネットワーク等を活かし新しい事業サービス開発を行っています。
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