八百結び農法にてリンゴを栽培。土壌総微生物量が1gあたり12億個に

株式会社ユナイテッドスマイルズでは、微生物の活性によって土を発酵させる「八百結び農法®」(やおむすびのうほう)を提案しており、「八百結びのりんご」の生産者である青森県「内山果樹園」さまの圃場において、“1gあたり12.1億個の土壌微生物量が活性されている”ことが、SOFIX農業推進機構の土壌診断*により判明した。
(SOFIX土壌肥沃度判定「A判定」診断)

*立命館大学 生命科学部 久保幹教授らが開発した生物指標による農耕地土壌の診断技術

*株式会社ユナイテッドスマイルズには、SOFIX土壌診断士(土壌や堆肥の分析データを読み解き、農耕地の施肥設計や土づくりのアドバイスを行う事ができる専門家)が4名在籍(2021年12月現在)


実証実験結果について
「内山果樹園」さまは「八百結び農法®」の実証実験にいち早く参画。八百結び農法®1年目(2019年)は圃場内で放置していた老いたりんごの木に「八百結びの培養水®」の施肥散布を実施したところ、ダニの発生も無く、他の圃場の木と比べても実も味も確かなりんごが収穫されました。

その成果を受け八百結び農法®2年目(2020年)の実証実験では、圃場全体に「八百結び農法®」を導入。

八百結び農法にてリンゴを栽培。土壌総微生物量が1gあたり12億個に
2020年12月16日に採取した土壌を計測したところ1gあたり約6.1億個の微生物を計測。

測定機関であるSOFIX農業推進機構の樹園地微生物量の基準値4.5億個、推奨値6.0億個を上回る結果となりました。

八百結び農法®3年目(本年2021年)も引き続き圃場全体で培養水の葉面散布・地面散布を継続。

2021年10月1日に改め採取した土壌を計測したところ、1gあたり12.1億個と前年比約2倍の土壌総微生物量が計測されたことが明らかになりました(「八百結びの培養水®」を主使用)。

八百結び農法にてリンゴを栽培。土壌総微生物量が1gあたり12億個に
地球循環境に視点を置き「土本来のあるべき活力」を追求する「八百結び農法®」では、指標のひとつに新しい土作りに欠かせない土壌微生物の活性量を掲げています。

2年目から3年目にかけて微生物量が倍増した今回の結果は、「八百結び農法®」を継続導入することで土壌活性改善に大きく寄与するという確信をさらに深めるものとなりました。


青森発「八百結び®りんご農法プロジェクト」始動、限定募集!
さらに「内山果樹園」さまの協力を得て、“八百結び®りんご農法”の実証導入を希望されるりんご農家さまを限定募集させていただくこととなりました。

導入農家さまへは、弊社から農法・技術指導のほか、八百結び農法®をいち早く実践していただきました「内山果樹園」さまからも、3年の実証実験を踏まえ、実感こもったアドバイスも予定しております。

SOFIX土壌分析(土壌総微生物量計測など)にかかる検査実費費用など一部ご負担を願うこととはなりますが、SOFIX土壌診断士の診断・初年度の八百結び農法®天然資材などは弊社より支援させていただきます。