三越伊勢丹、一休と協業。バケーションレンタル施設向けにミールキットを開発

株式会社三越伊勢丹・ビジネスソリューション事業部は、高級ホテル・旅館の予約サイト「一休.com」を運営する株式会社一休と協業し、バケーションレンタル施設向けに、地元の食材を利用したオリジナルのミールキットなどの提供を開始する。また、バケーションレンタル施設専用のBtoB食材発注システムも開発する。

三越伊勢丹、一休と協業。バケーションレンタル施設向けにミールキットを開発
本サービスでは、人気のバケーションレンタル施設で地場の食材を使用した夕朝食2種、他全国施設でご利用いただける4種のミールキットを展開します。

コロナ禍で変わりつつある旅の過ごし方のあらたなニーズへ対応するとともに、地域の生産者とのネットワークを活かした食材提供により、生産者支援に貢献します。百貨店店舗の枠を超え、他企業との取組を通じて、人と地域をつなぎ、持続可能な経済・社会活動の創出に今後も貢献していきます。

三越伊勢丹、一休と協業。バケーションレンタル施設向けにミールキットを開発
■取り組みのオリジナルポイント
●コロナ禍での旅をより豊かにする新提案

・第一弾の今回は「あめつち」監修のオリジナルミールキット6種類を開発・提供。
・コロナ禍でのバケーションレンタルへのニーズの高まりに合わせ、食事面にまつわる課題を、”地産地消”の観点も加え解決し、旅をより楽しめるサービスメニューを初めて開発
・バケーションレンタル施設専用のBtoB食材発注システムを開発・提供
・百貨店が持つグループネットワークを活用し、法人クライアントの課題解決と、地域の生産者支援、農業の活性化につながるソリューションの提供を実施


●バケーションレンタルにまつわる利用データについて
・一休の1,300万人以上の顧客のうち、年間利用額100万円以上の富裕層の利用が多い
・2016年11月ローンチ以降、取扱物件数は右肩上がりで、日本全国に約1.100施設となり、カップル、家族をはじめワーケーション等の需要がある
・食事についてはセルフサービスが多く、滞在レベルに合わせた食事の提供環境に課題を抱える施設もあった


協業の背景と目的
バケーションレンタルにまつわる課題として、施設環境と釣り合わない食事環境が挙げられ、食事付プランの提供を行っている施設が非常に少なく、施設を利用する一休顧客はコンビニエンスストア等で食材調達をされているケースが多いことが課題となっていました。

三越伊勢丹、一休と協業。バケーションレンタル施設向けにミールキットを開発
そこで、三越伊勢丹ビジネスソリューション事業部が地域(今回は沖縄県)に根ざした食材によるオリジナルミールキットを提案。

地域の生産者・農業支援にもつながる形で、一休の顧客に対し、より豊かな旅の体験価値創出に貢献していきます。

● バケーションレンタルサービス・特設サイト: https://www.ikyu.com/special/01/mitsukoshi_isetan/