生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、当生協で扱う山形、栃木、長野、宮城の4つの産地のお米のブランド名を新たに「共同開発米」と名付け、品種、ロゴ、品名、パッケージをリニューアル。2019年10月28日より供給を開始する。
■持続可能な生産と消費をめざして
生活クラブにおける米の取組みでは、提携する米生産者と生活クラブ組合員(消費者)が、品種や農法を話し合って決めてきました。その結果、農薬や化学肥料を減らした米の開発や、水田を活用して飼料用米や加工食品原料の作付けによる自給力向上の取組みなどを実現してきました。
これからも生産者と消費者が共に手を携えて産地の環境を守り、国内農業の振興を進めるべく、新たなブランド名を「共同開発米」としました。
■新ブランドデビューに際し、各お米のアイテム名や品種(ブレンド内容)も変更
これに先立ち生活クラブ組合員を対象に実施した、「米利用に関する意識調査」では、消費者がお米を買う時に重視するポイントは、価格に次いで、産地、品種、食味であることがわかりました。
それを受け共同開発米の品名も「庄内」「那須」などの地名を品名に入れ、さらに、「アルプス」「山麓」など各産地の風景が思い浮かぶ言葉も加えました。
さらに、2品種のブレンド米をすべて単味に変更し、消費者がより産地や味を思い浮かべながら選べるようにしました。新ブランドのデビューを契機に今後も生産者と手をつなぎ、サステイナブルなお米の生産と消費を進めていきます。
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