三井不動産商業マネジメント株式会社が運営する、三井ショッピングパークアーバン銀座ベルビア館では、キーテナントの銀座ロフトが屋上のスペースを活用してハーブを栽培する「銀座ルーフガーデン」を、2019年6月末から開始した。
栽培したハーブは、2019年8月から順次収穫し、銀座ロフトでの販売をはじめ、「銀座ベルビア館」内の飲食店舗や、三井ショッピングパークアーバン銀座エリアの商業施設、銀座に店を構える飲食店などに提供する。
ハーブ栽培を行う「銀座ルーフガーデン」があるのは、「銀座ベルビア館」の地上48メートルに位置する屋上です。「銀座ベルビア館」1F~6Fに店を構える銀座ロフトが運営管理を担い、ファーマーズシップ合同会社が共同運営管理者および生産者としてハーブを栽培します。
屋上階は、風通しや日当たりが良くハーブ栽培に適しており、「生活を楽しくする“食”が、生活を豊かにする“モノ”が見つかる場所」をコンセプトとして掲げる「銀座ベルビア館」の新たな魅力として、お客様に楽しんでもらいたいと考えています。
「銀座ルーフガーデン」では、6月末から約30平方メートルの広さにローズマりーやタイム、ミントなど9種類の苗が植えられ、 8月下旬以降に収穫を予定。
銀座ロフトでの販売をはじめ、「銀座ベルビア館」の飲食店、銀座の飲食店への提供をすすめ、各飲食店舗において「銀座」ブランドのハーブとして各種メニューに使われる予定です。
今後は栽培スペースを広げつつ、通年での収穫・提供を目指すほか、三井ショッピングパークアーバン銀座エリアの商業施設での提供も検討。“銀座無農薬ハーブ”として地産地消を進めるとともに、今後、「銀座ベルビア館」全体の緑化推進へ取り組んでまいります。
■「銀座ルーフガーデン」概要■
・名称:銀座ルーフガーデン
・場所:「銀座ベルビア館」屋上(東京都中央区銀座2-4-6)
・面積:約30平方メートル
・栽培中のハーブ:
ローズマリー、ミント(イルバブエナ含む)、タイム、パセリ、フェンネル、ディル、レモングラス
※季節によって変わります
・備考:「銀座ルーフガーデン」については一般非公開
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