放牧管理ファームエイジ、牧草の成長量や牛の採食状況をデータ管理「グラスファーム」を開始

 ニュージーランド北海道酪農協力プロジェクト、グラスファーミング・スクールなど放牧を推進しているファームエイジ株式会社は、北海道大学上田教授の協力のもと、放牧酪農家のためのクラウド管理ツール「グラスファーム」のサービス提供を開始した。

グラスファームは、放牧地における草の生長量や牛がどれだけ草を食べているか等の情報を素早く集計、可視化することで、日々の管理や牧場経営全体の意思決定に活かすことが出来る日本初のサービスです。

放牧管理ファームエイジ、牧草の成長量や牛の採食状況をデータ管理「グラスファーム」を開始放牧管理ファームエイジ、牧草の成長量や牛の採食状況をデータ管理「グラスファーム」を開始
【背景】
放牧酪農の現場における課題として、牧草の生長量や牛がどれだけ草を食べているか等の情報を具体化するためにICT技術とクラウドサービスを利用して開発を行っています。


【製品・サービスの概要】
ライジングプレートメーター(牧草の乾物収量測定機器)を用いて導き出された数字を入力することで、牧場における様々な情報がグラフ化され、日々の管理や牧場経営全体の意思決定に活かすことが出来る日本初のサービスです。

利用者としては、主に酪農家やそこに努める従業員となり、JA職員などの農業関係機関や農業改良普及員、大学などの研究機関の方々でも利用することが出来ます。


<3つの特長>
1:放牧草の情報をクラウド上で管理・共有が可能に

クラウド上で草の生長量、フィードウェッジが管理されるのでリアルタイムで最新の情報が確認可能。オーナーだけでなく、従業員へも簡単に情報共有ができます。またPCだけでなく、スマートフォンやタブレットを使って遠隔地でも確認できます。

2:牛の採食状況が一目でわかるグラフ化機能
従来は現地で測定した数字を持ち帰り、パソコンなどで集計する必要があった作業がその場で集計され、簡単に確認することが出来ます。これにより大幅な時間削減だけでなく、牧場経営全体の素早い意思決定ができます。

3:コンサルタントアドバイスサービス
可視化された数字やグラフに基づいたアドバイスも行うことが出来ます。データを基に牧場全体の改善を図ることで、放牧がもたらす収益を最大限に広げることが期待できます。