ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は2019年4月より、広島県豊田郡大崎上島町においてレモンの栽培を開始する。数年後には、自社農場レモンによる収穫を行い、国産レモンを活用した商品化を目指す。
当社は、1957年にレモン事業を開始して以来、レモン商品の開発やレモンに関する研究を通じて、お客様の身近にレモンがある生活の提案を行っています。
昨今、レモンの需要が拡大する中、特に国産レモンの市場が伸長しています(※1)。
一方で、国内のレモン農家において高齢化や後継者不足などの影響から生産や供給が不足しており、高まる需要に十分に対応できない状況となっています。
当社は、国内において持続的にレモンの需要を拡大するためには、安定的な生産が必要であると考え、自らがレモンの栽培に携わることで、その課題を理解し、農家の皆様と共に生産振興を進め、更なる国産レモン市場の活性化に寄与することを目指していきます。
栽培地は、これまでにレモンの振興などに関する協定を結んで協働している広島県の大崎上島町(※2)とし、これまでにも増して地域と共に農業環境づくりに取り組んでいきます。
※1…出典:農林水産省 特産果樹生産出荷実績調査 種類別栽培状況累年統計
※2…2013年2月に、親会社のサッポロホールディングスと共に広島県と広島レモンの向上などの分野でパートナーシップ協定を締結し、2016年4月には、広島ゆたか農業協同組合と業務提携、広島県豊田郡大崎上島町と包括協定を、さらには2017年4月には広島県呉市とレモンの振興及び地域の活性化を図ることを目的とした連携協定を締結しています。
■レモン栽培について
・2019年4月より、大崎上島町の中心部地区で農地を賃借し、レモン栽培を開始。
・数年後、レモン収穫が実現した際には、当社が持つノウハウを活かし、国産レモンを活用した商品化などを通じて、より一層レモンの価値向上に努める。
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