スタートライン、植物工場を活用した農福連携サービス。第4ファームを新たに開設

 株式会社スタートラインは完全人工光型植物工場を活用した「屋内農園型障がい者雇用支援サービスIBUKI」において2018年12月3日に第4ファームを東京都足立区に開設する。

2017年8月のサービス開始以来、第1ファーム(横浜市綱島)、2018年5月に第2ファーム(埼玉県戸田市)、第3ファーム(横浜市綱島)に引き続き、2018年12月に第4ファーム開設と順調に拡大を続けております。

スタートライン、植物工場を活用した農福連携サービス。第4ファームを新たに開設
<第4ファーム概要>
[名 称] IBUKI TONERI FARM
[所在地] 東京都足立区入谷4丁目20-19


屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」とは
2018年4月の法定雇用率引き上げに伴い、障がい者雇用が拡大していく中、企業にとっては採用や定着の課題が多く、特に「障がい者にどのような業務を任せるか(職域開拓)」という課題は、当社が障がい者雇用支援コンサルティングをしてきた中でも、非常に多くの企業が課題と感じており、障がい者雇用が進まないひとつの原因となっております。

このような企業の課題を背景に、また農福連携が注目される中、障がい者の仕事の選択肢のひとつとして「屋内農園型」での障がい者雇用支援サービス「IBUKI」を2017年8月に開始いたしました。

農作業は土や植物に触れることで精神の安定にもつながり、それぞれの障がい特性に合った仕事ができるという点で、障がい者に適している仕事のひとつと考えられています。IBUKIでは特に、知的障がい者や精神障がい者の方々が対象となります。


就業環境および栽培方法について
​屋内農園型(倉庫内)のため、熱中症の心配もない快適な環境で農作業に取り組むことができます。また、植物装置システムを導入しているため、農作業未経験でも安心して始めることができます。

スタートライン、植物工場を活用した農福連携サービス。第4ファームを新たに開設

サービス概要
当社が運営するIBUKIは天候の影響を受けない安全な屋内農園で、主に知的・精神障がい者を雇用し、約50種類のハーブ、葉物野菜、エディブルフラワーの栽培を業務にしていただく障がい者雇用支援サービスです。

栽培した作物は、自社の福利厚生として社員へ配るほか、ハーブティー等に加工され企業のノベルティなどブランディングツールとしても活用されています。

屋内農園は、企業様ごとにビニールハウスが分かれており、植物装置が装備された就業スペースが用意されております。当社の障がい者雇用支援のプロフェッショナルが常駐しており、安心して働ける環境が整っています。


サービスの特徴
1.「障がい者にどのような業務を任せるか(職域開拓)」の課題を解決
農園(働く場所)と、農作業および作物加工業務(任せる業務)をセットでご提供しているため企業側で新たな業務の創出が不要です。

2.障がい者雇用支援のプロフェッショナル常駐
農園というハード面だけでなく、スタートラインサテライトオフィスで培った定着支援のプロフェッショナルが常駐することで、長く安定的に仕事ができる環境をご提供します。
 参考)サテライトオフィス定着率(1年)80%
 ※一般・・・精神障がい者49.3%、身体障がい者60.8%、知的障がい者68.0%

3.安心、安全な障がい者の就労環境を実現
屋内農園型(倉庫内)のため、熱中症の心配もない快適な環境で農作業に取り組むことができます。また、植物装置システムを導入しているため、農作業未経験でも安心して始めることができます。

4. 栽培物が、強力なブランディングツールに
栽培品種は、ハーブ・葉物野菜を中心に50種類以上。IBUKIで収穫できたハーブ類はハーブティー等の加工が可能なため、企業のニーズに合わせたノベルティにすることができ、CSR向上にも寄与するブランディングツールになります。


株式会社スタートラインについて
「関わるすべての人に働く喜びを」の企業理念のもと、2009年創業以来、障がい者の就労、雇用の領域において、「採用」と「雇用後の定着」に重きを置き、サテライトオフィスサービスを運営。

2016年2月には、障がい者向け就職サイト「MyMylink」、2017年8月には農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」、2018年4月には「EveryBuddy]、2018年10月には「インクルMARUNOUCHI」開業など、障がい者採用・雇用支援の領域でのサービスメニューを拡充しております。


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