日本曹達、農業化学品の拠点・高岡工場内に生産技術研究棟を新設。検査分析棟と合わせて総額10億円の投資

 日本曹達は、化学品・農業化学品の主要な製造拠点である高岡工場(富山県高岡市)内に生産技術研究棟を新設することを決定した。生産技術研究所では、製造技術の研究・改良、新製品の製造プロセス設計と設備構築、ならびに国内外のグループ製造拠点への製造技術フォローを行っております。

日本曹達、農業化学品の主要製造拠点・高岡工場内に生産技術研究棟を新設。検査分析棟と合わせて総額10億円の投資
これまで同工場内に分散していた研究施設を統合し、研究棟を新設することにより、実験設備と人的研究資源の有効活用を図ります。 また、製造プロセス知見や製造ノウハウのシナジー強化と業務効率化を進めることで、機能化学品ならびに農薬の企業化を加速いたします。

新研究棟は平成25年に新設した検査分析棟と接続されます。 これにより、分析機器の効率的な活用と、製品のさらなる品質向上に向けた取り組みが促進されます。 検査分析棟と合わせた総投資額は10億円規模となる見込みで、平成31年1月完成を予定しております。


新研究棟の概要
 (1)建物の構造:2 階建て
 (2)延床面積:1,697 m2
 (3)着工時期:平成 30 年 3 月
 (4)完成時期:平成 31 年 1 月