株式会社トプコンは、国土交通省が提唱する「i-Construction」の推進に向け、福岡県北九州市の北九州学術研究都市に国内で3拠点目となるトレーニングセンタを正式にオープンした。
全国の中で九州はi-Constructionの活用が盛んな地域であり、2016年度に実施された国土交通省直轄のICT土工事584件の20%以上が九州地方整備局管轄内で行われました。
また、北九州市は地元建設業界と連携して、魅力ある建設現場の実現や建設作業の生産性向上を目指す取り組みとして、政令都市単位では全国初となる「北九州市i-Construction推進協議会」を設立、i-Constructionの導入に積極的に取り組んでいます。
この度、正式運用を開始するトレーニングセンタは、約7,400m2の広大な敷地に施工現場を再現、最新の測量機器や建設機械を使用して「i-Construction」の全プロセスを体験・学習できる施設です。
i-Constructionを更に推進、普及させるためには、ドローンを使った3次元計測やICT施工などに関する幅広い知識を持ち、実際に現場で活用できる人材の育成が重要な課題です。
既に稼働している白河(福島県)、神戸(兵庫県)の両トレーニングセンタでは昨年度、建設事業者や自治体など2,000人以上の方々にご利用いただきました。 今回この北九州トレーニングセンタのオープンにより、より多くの方々に地域密着型で人材育成の場を提供いたします。
【施設概要】
名称:北九州トレーニングセンタ
所在地 :福岡県北九州市若松区大字塩屋749番地(学研北部地区180街区1-2)
設備:屋外デモンストレーションエリア(敷地面積) 約7,400m2
屋内研修施設
運営:株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン
開設日: 2017年7月20日(木)
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