カゴメ株式会社では、2016年2月2日より全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケットなどで機能性表示食品「カゴメトマトジュース」4品を発売開始した。今回、商品発売後1年間の出荷実績が、前年に対して173%(1)と好調である事をご報告します。
「カゴメトマトジュース」は、1933年の発売以来、健康飲料として多くの方に親しまれてきました。また、当社では、トマトの栄養素リコピンの研究を長年続け、様々な効果効能を検証しています。
リコピンは、トマトに含まれる自然由来の栄養素であり、体内の血中HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあることが報告されています。
血中コレステロールには、LDL(悪玉)コレステロールやHDL(善玉)コレステロールがあり、過剰な LDL(悪玉)コレステロールは、血管内壁へのコレステロール蓄積を増やし、健康に悪影響を及ぼすことがわかっています。一方、HDL(善玉)コレステロールは血管内壁に溜まったコレステロールを回収する働きがあります。
(※1) 当社からの出荷函数の実績(2016年1月25日~2017年1月24日)。前年同期間、同類商品(4品)の比較。
<発売好調の背景>
「カゴメトマトジュース」は、いつもと変わらないおいしさであること、また「リコピン」が自然由来の成分であることに評価を頂いております。
“おいしい”“栄養がある”といったトマトジュースの中心価値に加え、機能性表示を取得したことで、リコピンの健康価値をお伝えすることができるようになったことも影響して、75.6%(※2)の人がリコピンの効果を期待し飲み続けているという回答を得ています。
結果として、より健康意識の高い方に飲んで頂けるようになったことが販売好調の一因と捉えています。
(※2) 当社調べ「トマトジュース飲用理由についてのアンケート」より週4~5日以上飲用と回答した方が対象
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現