近畿大学附属農場湯浅農場(和歌山県有田郡湯浅町)では、近大マンゴーを、阪急阪神百貨店 阪神梅田本店で8月5日から期間限定にて発売する。販売開始から今年で25年目となり、実学教育の場として農学部の学生約100人も農場実習で栽培に携わっている。
【本件の概要】
本学附属農場湯浅農場で栽培した近大マンゴーは、なめらかな口当たりで濃厚な甘みが特徴です。近大マンゴーは、平成4年(1992年)から主に、関西の百貨店を中心に販売しており、今年で25年目になります。
毎年、本学農学部農業生産科学科、バイオサイエンス学科、応用生命化学科の学生が農場実習の一環として、栽培・収穫に携わっており、今回も約100人の学生がこの近大マンゴーに携わりました。
■発 売 日:平成28年(2016年)8月5日(金)から発売
■販売価格:1玉 約3,000円~7,000円(税込)
※サイズ・等級によって金額は異なります
■販売店舗:阪急阪神百貨店 阪神梅田本店
※阪神梅田本店以外の販売店舗は未定
【近大マンゴーについて】
近畿大学附属農場湯浅農場ではアーウィンという品種のマンゴーを栽培し、近大マンゴーとして販売しています。この近大マンゴーは、重さが約300~600gに成長し、収穫の適期になると表皮が赤色に染まります。
近大マンゴーは、市場に国内産のアーウィンが多数出回る時期より少し遅く収穫できるよう、加温する時期と温度を工夫しています。そのため、夏の日差しをたくさん浴びた、なめらかな口当たりで濃厚な甘みのマンゴーになっています。
【近畿大学附属農場湯浅農場について】
近畿大学附属農場湯浅農場は、昭和27年(1952年)に開設し、比較的温暖な気候を利用し、昭和62年(1987年)からマンゴーの栽培に取り組み、栽培技術を確立してきました。
湯浅農場で栽培されたマンゴーは近大マンゴーとして親しまれています。マンゴーの他にも「近大みかん」の栽培や、約200種類の柑橘類を保存し「柑橘遺伝資源保存園」を平成27年(2015年)1月に開園しています。
また、栽培作物に食以外の利用価値を求める研究にも取り組んでいます。さらに湯浅農場にはセミナーハウスが設置され、本学農学部の学生の農場実習や研究室のゼミ・研修等にも利用されています。
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