日本アドバンストアグリは、北米市場でのニーズに対応し、薬用植物の栽培に特化した3波長型ワイドバンドLED大光量トップライトを開発した。
アメリカ オハイオ州コロンバスでは、7月10日から13日にわたり開催される北米最大の農業・園芸展示会「カルティベート’16(Cultivate’16)」にて出展を行い、国内においては、7月の27日から29日にわたり開催されるGPEC2016にて出展する。
今回のLEDは、従来のHPS/MH光源と比べ消費電力が半分となる320Wで、650W光源と同等の性能を実現する事が可能となった。
本光源は、3波長型ワイドバンドLEDによる視認性の良さに加え、調光可能(10-100%)型になっており、大光量光源で問題となる内部の熱対策にも同社独自のエアフローシステムを採用した、という。
同社では、北米にて急激にニーズが拡大している薬用植物栽培用の光源の正式な販売を2017年より予定している。
【基本スペック】
光量:1,200μmol/30cm直下(13,000μmol/光源直下)
1台あたり栽培対応範囲:4ft×4ft(1.2m×1.2m)
定格電力:320W
外形寸法:600×200×180mm
製品重量:8kg
【会社概要】
日本アドバンストアグリ株式会社
本社 :滋賀県長浜市末広町617-1
事業内容:植物工場の設計施工、機能性野菜の栽培および販売、
健康食品素材の開発、販売(アグリ生活)
設立 :平成18年4月
HP :http://www.adv-agri.co.jp/
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現