NTT東日本では、埼玉県には大規模なイチゴ観光農園を運営する「越谷いちごタウン」の全8棟の温室ハウスに対して、環境管理システム一式を試験導入した。具体的には、温度や日射量の測定センサーを設置し、データの分析を行う。スマホへのデータ送信も可能。イチゴ栽培の質と量を高め、観光農園の集客力を引き上げる。
観光農園の「越谷いちごタウン」は、2ヘクタールの敷地に8棟の温室ハウスが稼働しており、複数の農家が各施設を生産・管理していることから、全施設からデータを得ることで8棟全体の効率化をはかる。
同施設には、イチゴのシーズン(1~6月)に約3万人が昨年度は訪れている。本システムは、17年3月末までの1年間の実証実験で、センサーやシステムはNTT東日本から無償提供を受けている。
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