大気社、ベトナムにて海外発の大規模・人工光型植物工場を受注

 空調設備の設計・施工などを手掛ける大気社では、グループ会社の大気社ベトナム・エンジニアリング(Taikisha Vietnam Engineering Inc.)にて、ベトナムのホーチミン市での完全人工光型植物工場「大気グリーンファーム」の建設工事を受注した。

大気社、大規模施設ではベトナム発の人工光型植物工場を受注

 今回受注したのは、自動車関連部品メーカーの株式会社タナベの植物工場事業を行う子会社ルファーン・グリーン・ファームのプロジェクトの一つであり、建設予定地はベトナム・ホーチミン市郊外にあるロンハウ工業団地内で、8月にも竣工する予定。

建設する植物工場は、リーフレタスなどを1日に約1700株を生産できる施設となっており、クリーンな環境にて、完全無農薬での周年栽培を実現する。同社では国内でも植物工場プラントの納入実績をもち、本施設が同社グループにとって初めての海外プロジェクトとなる。

今後としては、東南アジア市場を開拓し、将来的には中東やロシアなど気候条件が厳しい海外エリアへの展開を計画している。