株式会社ツムラは、北海道夕張市に所在する子会社、株式会社夕張ツムラが「農業生産法人」へ移行した。夕張ツムラは7月竣工を予定として生薬倉庫を増設中であり、完成後の保管能力は現在の2倍に拡大します。
今後、夕張ツムラは農業生産法人化により自社農場運営を本格化し、生薬の栽培から調製加工・保管までの一貫した生産拠点としての機能強化を進めます。
ツムラグループでは、漢方製剤の需要増加に対応するため原料生薬の国内調達体制の充実を図り、自社農場の運営および生薬の契約栽培を行う主要拠点との連携をさらに強化していきます。
【夕張ツムラ農業生産法人化による事業展開】
1)自社農場における大規模機械化栽培の開始
滝川農場(旧道立畜産試験場跡)を現在の60haから約150haへ拡大予定
※その他遊休地を対象として道内広域を検討
2)北海道内契約栽培団体・農家との連携の強化
【北海道内の生産品目・調達実績】
生産品目:センキュウ、蘇葉(ソヨウ)、当帰(トウキ)、附子(ブシ)など数種類
調達実績:2013年度実績 約250ha、約600t
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