米国の水耕小売企業、植物工場にて巨大なバジル栽培に挑戦

 人工光植物工場による栽培装置の製造・販売を行うスーパークローゼット・ハイドロポニクス社では、自社の栽培装置(Big Buddha Box)にて栽培したバジルの葉が記録的な大きさまで成長した、と発表した。

同社は、米国の水耕栽培グッズに関して最も大きな小売市場を持つカリフォルニア州のサンフランシスコに拠点を置いている。

米国の水耕小売企業が垂直型植物工場にて巨大なバジル栽培に挑戦米国の水耕小売企業、植物工場にて巨大なバジル栽培に挑戦
同社によるとウェストバージニアの農務省から公式に認定されている大きさは約115平方センチメートルであり(1996年、スーザン・ソーター氏による)、自社装置にて栽培したバジルの葉は約130平方センチメートル以上にもなる、という。

自社の植物工場システムでは、露地栽培と異なり最適な環境下を維持することができ、成長も早く、サイズも大きくなる。

たとえば、バジルは暖かい気候条件を好むため、夜は21度、日中は10度くらいの設定値にて冷却を行っている。養液のpH環境は、5.5〜6.5を維持しながら栽培を行っている、という。

取り扱っている栽培装置にはサイズの異なるものがあるが、最もポピュラーなタイプでは四方を断熱シートで囲われた箱型の中で、70〜90株前後の植物を定植・栽培することができる(作物によって定植数が異なる)。

内部の設計は、中央に人工光が設置され、照明を囲うように3段の多段式にて栽培を行っている。同社によると、栽培品目はレタスや葉野菜、ベビーリーフの他、サイズを調整しながらミニトマトの栽培を行うケースが多い、という。