旭化成ホームズは一般家庭向けシステムキッチン一体型の野菜工場を開発した。カウンターキッチンの収納部に水耕栽培装置を組み込み、発光ダイオード(LED)照明を当てることで小松菜やトマトなどを約40日で収穫できる。 2012年度にヘーベルハウスブランドの住宅展示場に設置して一般市民のニーズを把握するほか、システムキッチン、園芸、照明メーカーとの協議を進め、15年度の製品化を目指す。 東日本大震災後、食に対する安全への要望が高まったことを受け、11年5月に新規事業推進本部が開発に着手。富士支社(静岡県富士市)に完成させた次世代住宅実証棟でLIXILに依頼した特注品の実証実験を始めた。 特注品はキッチンとダイニングルームの間で島状に作業台が独立しているアイランド型と呼ばれるキッチン(幅270センチ×高さ85センチ×奥行き100センチメートル)を改良した。(参考:2012/3/23日刊工業新聞) ]]>
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