植物工場野菜の試食会アンケート(参加者によって感想・意見は異なる・価格帯は露地より1.25〜1.5倍であれば購入する消費者が多い結果に)

3月26日に実施しました「水耕・植物工場野菜の食べ比べ試食会」について、参加者からの評価・アンケート結果をまとめました。今回はあくまで実験的な取り組みであり、合計19名の方々に参加頂き、各企業の商品に関する食べ比べを行いました。試食会では、6社12種類の植物工場・水耕野菜を試食して頂き、ご家庭や個人的にも食べ比べができるように、東京都内の小売店にて購入可能な野菜(野菜工房、スプレッド、JFEライフ、小津産業、ラプランタ、葉っぱや)を採用しました。
 
 
各野菜の評価は、参加者の性別・年齢・職業によっても異なり、味・食感・香りなどの感想についても意見が異なる結果となりました。同じ野菜でも、「甘みを感じる、食べやすい」と回答する一方で、別の参加者は「クセ・苦味がある」と回答するケースも多く、各企業としては、ターゲット(性別・年齢・地域・志向/ライフスタイル)を明確にした商品開発・販売戦略も必要なのかもしれません。
※ 実験的な企画のため、今回は各参加者のアンケート結果の一般公開は控えます
 
 
植物工場野菜の価格については、露地レタスより1.25〜1.5倍の価格であれば購入を検討する参加者(5割ほど)が多く、これは別のアンケート調査<西日本産業貿易コンベンション協会>でも、露地野菜と同様〜1.2倍程度であれば購入する消費者が約9割を占める結果となったことからも、同じような価格帯をイメージする消費者が多いことが分かります。詳細は以下の「水耕・植物工場野菜の食べ比べ試食会レポート」をご参考下さい。参加者の皆さま、ご協力頂いた企業の皆さまに深く、感謝いたします。

協力企業/採用した水耕・工場野菜について
 
会場協力:アグリマス株式会社
採用野菜:野菜工房スプレッドJFEライフ小津産業、ラプランタ、葉っぱや

→ 【レポート】水耕・植物工場野菜の食べ比べ試食会レポート(PDF)
→ 【メディア採用】農経新聞(2011.4.4)