深作農園のミニトマト、有機農業技術を活用した野菜栄養価コンテストで最優秀賞を受賞

農業法人深作農園有限会社は、2020年2月23日に小松島市ミリカホールにて開催された「食と農の祭典 有機農業技術者会議 オーガニックエコフェスタ2020」にて、全国の有機農家・自然農法農家などの中から、深作農園産「ミニトマト」が、ミニトマト部門にて最優秀賞を受賞した。

「オーガニックエコフェスタ」とは、いままで外見や規格で判断されがちな野菜をおいしさや栄養価、機能性などの中身で評価できるよう数値化したコンテストです。

深作農園のミニトマト、有機農業技術を活用した野菜栄養価コンテストで最優秀賞を受賞
■最優秀賞を受賞した深作農園の「ミニトマト」
深作農園産ミニトマトは、2020年度のオーガニックエコフェスタ ミニトマト部門出品者の中で1位の最優秀賞を受賞しました。

さらに、2013年にオーガニックエコフェスタのミニトマト部門がスタートした時から2019年までの間、深作農園産ミニトマトは、出品99検体の食味、糖度、抗酸化力、ビタミンCなど全部門で全国の有機農家・自然農法農家などの平均値を上回り、硝酸イオンの値は検出限界値の10.0でした。

また食味について、大会審査員はメディカル青果物研究所の食味(官能試験)の結果を高く評価しており、この評価で5をいただける農産物は非常に少ないなか、最高評価5点(5段階評価中)を獲得し「とろりとした果汁で、コク・旨味を感じ、甘さも程良くてフルーツのような味わいで食べやすく非常に美味しい。」と大変好評をいただきました。特に抗酸化力は2位以下を大きく離して歴代トップでした。


■6代にわたり100年以上続く農家としての想い
2020年2月23日徳島県で行われた授賞式にて、「一般社団法人日本有機農業普及協会 代表理事 小祝 政明様」より賞状をいただきました。

17年間にもおよぶ2万5,000点のサンプルデータの一般流通品の平均値データを大幅に上回り、全国の有機農家や自然農法農家、農業法人がひしめくなかでこのような結果になったことは、たいへん光栄です。

現代の野菜の栄養は1960年ごろと比べて栄養価が半分以下または五分の一になっている項目もあり栄養価が下がり続けています。深作農園では、祖父そして父の代から、まじめに土と向き合い、土づくり・自家製堆肥作り・土壌診断など取り組み、栄養価が高く、安心で安全な生命力あふれる野菜栽培を日々、目指しております。

外見だけでなく、栄養価・おいしさを最先端のITで数値化し中身でも選ぶ時代になりました。6代にわたり100年以上続く農家としての経験と代々続く土づくりへのこだわりが評価されたことを、たいへん嬉しく思います。