タケイファームと貝印が共同開発 「収穫ハサミ 野菜用」販売開始

 総合刃物メーカーとして創業以来109年にわたり、刃物技術を培ってきた貝印株式会社は、タケイファームと共同開発を行った「収穫ハサミ 野菜用」を、貝印公式オンラインショップと全国量販店などにて9月22日から販売開始する。

タケイファームと貝印が共同開発、「収穫ハサミ 野菜用」販売開始
近年、市民農園や家庭菜園などの利用を通じて安全でおいしい野菜を自給自足したいというニーズが増加するなど、農業従事者だけでなく、気軽に野菜の収穫を楽しむ人が増えています。

今回共同開発を行ったタケイファームの代表、武井敏信氏は今まで350種類を超える野菜を栽培し、年間栽培する野菜は140種類以上という経験の持ち主で、名だたるシェフたちの厳しいニーズに向き合いながら野菜を栽培し、提供し続けてきました。

本商品は、収穫時に野菜を傷つけにくい細く長い刃先や、野菜の鮮度を保てる切れ味などこだわって設計しました。

また、開発の過程で課題として上がった、「切れ味が劣化しやすい」、「メンテンスがしづらい」、「紛失が多い」といった課題点も解消できる商品を目指し、武井氏のこだわりを最大限に取り入れることで、プロの農業従事者からガーデニングを趣味にされている方まで、幅広いユーザーにとって使い勝手の良いハサミに仕上げました。


【商品特長】
①優れた耐久性とサビに強い、ステンレス刃物鋼を使用
②細く長い刃先で野菜を傷つけにくく、繊細な作業に最適
③作業内容に合わせた2段階の開き調整が可能
④刃の取り外し、替刃(別売)の交換が可能
⑤土の中、緑の中でも終日の時間帯で目立つ
 レスキュー隊のオレンジとイエローを採用
⑥開閉ロックをハンドルに収納することで、作業時に指を挟みにくい


【タケイファーム代表 武井敏信氏】
タケイファーム代表。1967年、千葉県松戸市生まれ。農業の奥深さに惚れ込み、「野菜創りに終わりはない」という思いのもと、おいしい「品種」にこだわって農業を経営。

今まで350種類を超える野菜を栽培し、年間栽培する野菜は140種類以上。「ひとつの野菜でさえも、人の人生を変える力を持っている」を信念に、多くの人にその思いを伝えたいと、民間、行政の講演など幅広く活躍。著名なレストランのシェフたちや料理研究家からも信頼を寄せられる存在に。


【貝印株式会社】
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とする刃物、カミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っている総合刃物メーカー。
http://www.kai-group.com/