JR東日本グループでは、産直市や地産品ショップ「のもの」を通じた地産品の販路拡大、一次産業である生産事業の参入から六次産業化まで幅広く取り組んでいる。
同社では今後、地域再発見プロジェクトの一つである「のもの事業」を中心とした新たな展開に挑戦する。
今まで展開してきた「地域再発見プロジェクト」について
2009年に立ち上げた「地域再発見プロジェクト」は、2012年開業の地産品ショップ「のもの」を始めとして、地域との連携強化に努めてきました。
地産品の販売だけでなく、農業所有適格法人設立による農業参入や加工施設の設立による二次産業参入、また六次産業化に向けたモノづくりを推進しています。
「朝採れ新幹線マルシェ」について
2016年度、地域の事業者と連携した産直市を当社管内において延べ約4,900日開催しました。2017年度の目標である延べ5,000日の開催に向けた新たな取り組みとして、新幹線で直送した各地域の朝採れ野菜や果物を中心に販売する産直市を東京駅において実施します。
<「朝採れ新幹線マルシェ」概要>
・日時:2017年7月6日(木)、7日(金)
・時間:13時~20時 ※到着次第順次販売、無くなり次第終了
・場所:東京駅丸の内地下 動輪の広場前
・内容:新幹線直送の旬な朝採れ食材を5方面から集めて販売
地域再発見プロジェクトにおける信州DCにあわせた新商品の展開
2017年7月1日(土)~9月30日(土)にかけて開催する信州DCにあわせて、長野県産の素材を活用した商品を展開し、認知拡大を図るとともに、地域産業活性化及び信州への観光流動創出を推進します。
地域素材応援プログラム第3弾「長野県産ブルーベリー」では、ブルーベリーの生産量日本一の長野県において、長野県産ブルーベリーを使用したスイーツ等を開発し、35社38業態で44アイテムを展開します。
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