南海電気鉄道株式会社では、現在推進している中期経営計画「深展133計画」において「沿線エリアの魅力創造」を重点項目に掲げ、様々な分野から沿線エリアの魅力創造について検討を進めてまいりました。
このたび、沿線に広がる農村地域で増加している耕作放棄地を有効活用し、人が集まる場所を提供するとともに地域の魅力発信を通じた沿線活性化を目指し、気軽に農業が体験できる体験農園「くらし菜園」を羽倉崎(泉佐野市)に開設します。
くらし菜園では、当社と地域の農家が提携し、お客さまに様々な農業体験コースを提供します。開園に際し「夏野菜の女子菜園コース」、「夏野菜コース」、「週末農園塾コース」の3コースを設けたほか、今後は季節に合わせた体験コースを設定していきます。
当事業を通じて、農作業という形では土にふれたことがない人、本格的に農業へ挑戦されたい人、新しいレジャーとして農業に携わりたい人など、色々なお客さまの期待にお応えしていき、今後は、他のエリアへの拡大や、沿線の農家と提携しての新規就農促進につなげていきたいと考えています。
また当社では、農業関連事業として、沿線の作物を販売するイベント「沿線マルシェ」を通じて沿線の農作物・特産物をPRや地産地消の推進にも取り組んでいます。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現