南海電気、沿線エリアの耕作放棄地を活用した体験農園「くらし菜園」を開設

 南海電気鉄道株式会社では、現在推進している中期経営計画「深展133計画」において「沿線エリアの魅力創造」を重点項目に掲げ、様々な分野から沿線エリアの魅力創造について検討を進めてまいりました。

このたび、沿線に広がる農村地域で増加している耕作放棄地を有効活用し、人が集まる場所を提供するとともに地域の魅力発信を通じた沿線活性化を目指し、気軽に農業が体験できる体験農園「くらし菜園」を羽倉崎(泉佐野市)に開設します。
南海電気、沿線エリアの耕作放棄地を活用した体験農園「くらし菜園」を開設
 くらし菜園では、当社と地域の農家が提携し、お客さまに様々な農業体験コースを提供します。開園に際し「夏野菜の女子菜園コース」、「夏野菜コース」、「週末農園塾コース」の3コースを設けたほか、今後は季節に合わせた体験コースを設定していきます。

 当事業を通じて、農作業という形では土にふれたことがない人、本格的に農業へ挑戦されたい人、新しいレジャーとして農業に携わりたい人など、色々なお客さまの期待にお応えしていき、今後は、他のエリアへの拡大や、沿線の農家と提携しての新規就農促進につなげていきたいと考えています。

また当社では、農業関連事業として、沿線の作物を販売するイベント「沿線マルシェ」を通じて沿線の農作物・特産物をPRや地産地消の推進にも取り組んでいます。