イオンアグリが埼玉羽生農場にて大規模コメ生産を開始

 都市近郊型農業や効率性の高い大規模農業のビジネスモデル確立を目指すイオンアグリ創造は来春4月より、大手小売企業として初の農地中間管理機構を活用したコメ生産をイオン直営農場「埼玉羽生農場」で開始するため埼玉県羽生市と協定を締結した。

「埼玉羽生農場」は、2010年10月にオープンし、キャベツや白菜など葉物野菜を中心に栽培しており、埼玉県のほか首都圏の総合スーパー「イオン」で販売を行っている。

 コメを生産する圃場は、2013年12月に施行された農地中間管理機構を活用し、既存の「埼玉羽生農場」に近接する11haの農地を賃借した。病害に強く、炊き上がりのご飯は柔らかさとほのかな甘さが特長の埼玉県推奨品種「彩のかがやき」を中心に栽培する計画。
2015年4月下旬より生産を開始し同年9月下旬に収穫開始、10月下旬頃より埼玉県の総合スーパー「イオン」の他、首都圏の店舗で販売する。