植物工場向けのLED製品では多くの採用実績を持つフィリップス社では、過去にも、最先端のアクアポニクス装置を提案していたが、今回は都市部住民に対して、家庭でも養蜂ができるシステムを提案した。
現在は、コンセプト段階であり、商品の実現には、もう少し時間が必要となる。
同社が提案した装置は、窓の外と室内に設置するタイプであり、外側の部分には花が栽培可能なポットと内部へと続く入口がある。
また、写真のように、内部にある黄色のガラス構造の中には、綺麗な六角形のハチの巣が、うまく作れる仕組みになっている。黄色のガラス構造は、ハチの目が見えやすいオレンジ波長の光を透過させるためである。
この他、都市部住民が安全に養蜂を行ってもらうため、ハチの巣を取り出す際には、ハチを眠らせるためにスモークを出すことができるように工夫されている。
最近は、国内外の都市部エリアにて養蜂プロジェクトが増えている。国内の代表的な事例では「銀座ミツバチ・プロジェクト」、海外では「香港ハニー・プロジェクト」など、世界中でもちょっとしたブームになっているようだ。
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