光触媒を塗布したLED光源を採用「小型・水耕栽培キット」外食レストランや老人ホームなど多方面の需要を見込む(日本アドバンテージ)

LED照明を専門に取り扱う日本アドバンテージでは、今までにも植物育成用ランプの開発・販売を行ってきたが、今回は家庭や外食レストランなどで簡単に栽培可能な小型・水耕栽培キットの販売を開始した。基本的には、レタスやバジル、小松菜などの葉物野菜・ベビーリーフの水耕栽培を想定した商品。ケースはプラスチック製とワイン箱を模した木箱の2種類がある。

<写真は同社HPより引用>

 
サニーレタスなら12〜15株を4週間程度で収穫可能。メンテナンスは養液を1週間に一度交換するだけ。セットには4カ月分の養液のほか、養液交換用ポンプ、箱の中に空気を送り込むためのエアポンプ、種まき用スポンジなどを含む。導入しているLED照明の表面には光触媒が塗布されており、光が当たると細菌やウイルス、悪臭、有害物質などを分解する働きがあり、より安全な野菜を栽培できる。食の安心・安全を求める機運が高まっていることに着眼し、レストラン、給食業者、老人ホームなどの需要を見込む。
 

ケースの大きさは幅50センチ×奥行き30センチ×高さ39センチ。どちらも3段まで積み重ねられる。プラスチックタイプは3万450円、ワイン箱タイプは3万8850円にて販売している。<参考:日経MJ(流通新聞)より>