太陽光利用型のタワー型植物工場システムにて、野菜を生産・販売するアメリカのベンチャー企業「エデン・グリーン・テクノロジー社」が現地で少し話題になっている。
なぜなら、米国の大統領の息子(長男)である「ドナルド・トランプ・ジュニア氏」が同社に投資を行い、2017年末時点では筆頭株主になっていたからである。
トランプ・ジュニアが筆頭株主となり、昨年末時点の価値で約65万ドルの株式を保有していることになっているようだが、米政府としては、投資は個人的なものとして、公式な発表は無く、詳細情報は明らかにされていない。
同社は、テキサス州フォートワース郊外に、約5.5メートルのタワー型の水耕栽培システムを稼働させ、葉野菜の生産を行っている。本格的な出荷は昨年(2018年)からスタートしており、タワー型システムに約2年の開発期間を要している。
栽培システム開発には、テキサス州の石油関連ビジネスにて、大儲けした投資家など、個人投資家を中心に、合計2,200万ドルの投資を受けて事業を展開しているのだが、会社としても、決して順調とは言い切れない状況にあり、経営陣に対しても、資金的な不透明性など、多くの疑惑が向けられている。
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