六甲山観光株式会社が運営する六甲山カンツリーハウスでは、隣接する約4,600平方メートルの遊休地を活用した「夏イチゴ」の摘み取り体験を主体とする体験型観光農園「六甲山の体験農園」を7月22日にオープンする。
同体験農園では、六甲山の冷涼な気候を利用して、関西では珍しい夏イチゴ「品種:夏実(なつみ)」を栽培しており、「イチゴの摘み取り体験」「イチゴの摘み取り&ピザ作り体験」を実施します。また、ピーマン、なす、ししとう等の野菜の収穫も体験していただけます。
<六甲山の体験農園概要>
名称:六甲山の体験農園
所在地:神戸市灘区六甲山町北六甲4512-98(六甲山カンツリーハウス内)
面積:約4,600平方メートル
施設:イチゴ栽培用ビニールハウス2棟(7.2m×20m・2連棟)及び、畑(約400平方メートル)
栽培品目:イチゴ(夏実 約2,000株)、野菜(ピーマン、なす、ししとう等)
(1)夏採りイチゴとは
6月~11月にかけて収穫・出荷されるイチゴを指します。生産量は、冬春採りイチゴに比べると少なく、夏の暑さと乾燥を嫌うため北海道などの夏季冷涼な地域で多く栽培されています。
標高約850mに位置する六甲山カンツリーハウスでは冷涼な気候を利用し、夏イチゴの「夏実」の栽培を行っています。夏実は、ほかのイチゴに比べ固さがあり、香りがよく、形が綺麗なのが特徴です。
(2)手軽にアウトドアクッキング
六甲山カンツリーハウス内には、石窯やかまどなどの設備があり、手作りピザ教室やバーベキュー場などで利用しています。この設備を使い、秋には芋掘りと焼き芋の体験イベントなどを予定しています。
[関連記事]
・太陽光型植物工場でもイチゴの周年栽培へ、新たな四季成り品種を開発
・オリエンタルランド、ディズニー向けイチゴを北海道・ハウス高設栽培にて自社生産
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現