山口大ベンチャーと地元小売スーパーが連携し、植物工場による新会社を設立

 山口県を拠点とする小売スーパーの株式会社丸久は、山口大学発ベンチャーである株式会社MOT総合研究所と共同出資による新会社を設立し、植物工場による生産をスタートさせる。安全・安心した野菜の安定供給を実現し、機能性野菜の研究などを通じて、安定調達ルートの確保と差別化をはかる。

1.目的
IT技術を駆使した最新型の完全人工光型植物工場を導入し、環境汚染、自然災害等に強い安心・安全・安定した野菜の自社グループ内での供給、大学などとの共同研究による健康機能性を高めたプライベートブランド商品による差別化、先端の機能性野菜生産技術を通じた食育等による地域貢献などを行うことを目的とする。

2.共同出資の概要
MCCプラント株式会社(資本金1,000万円/株式会社MOT総合研究所100%出資会社)へ株式会社丸久より2,500 万円、株式会社MOT総合研究所より1,500 万円を出資することにより資本金5,000万円に増資し、MCCプラント株式会社の商号をRPGプラント株式会社に変更する。

今後は大規模植物工場の稼働に向けて準備を行い、来年には日産数千株の施設を来年には稼働させる計画。