ハートフルコープよしの、6連結式のコンテナ型植物工場を導入。障害者雇用・農福連携へ

 日本アドバンストアグリは、株式会社ハートフルコープよしのが運営する植物工場施設(奈良県吉野郡)にコンテナ式・人工光型植物工場施設を導入した。本施設は同社の主力製品である植物育成用照明「3波長型ワイドバンドLED」を使用した完全閉鎖型の植物工場で、リーファーコンテナ(40ft)を6連結させた仕様となる。
ハートフルコープよしの、6連結式のコンテナ型植物工場を導入。障害者雇用・農福連携へ
施設は2016年9月15日に竣工し、今後はレタス類をはじめ、奈良県の伝統野菜の一つ、大和真菜の栽培へ展開される予定。ハートフルコープよしのは、奈良県内の産業振興と雇用の創出を掲げ、就労継続支援A型事業所として、植物工場の他、吉野川より採水した天然水の宅配水事業をおこなう工場も併設されている。
ハートフルコープよしの、6連結式のコンテナ型植物工場を導入。障害者雇用・農福連携へ
「就労継続支援A型事業所」
障がい者自立支援法に基づき「就労の場」を提供する施設です。一般企業への就職が困難な障がい者に就労機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを供与することを目的としています。

【株式会社ハートフルコープよしの会社概要】
株式会社ハートフルコープよしの
所在地:奈良県吉野郡吉野町西谷1121-4
事業内容:宅配水用の原水精製および配送事業・販売
農産物の栽培・販売・集荷・選別・出荷作業

【会社概要】
日本アドバンストアグリ株式会社
本社  :滋賀県長浜市末広町617-1
事業内容:植物工場の設計施工、機能性野菜の栽培および販売、
健康食品素材の開発、販売(アグリ生活)
設立  :平成18年4月

【事業概要】
・独自の照明技術を利用した波長と機能性野菜の研究
・野菜にストレスを与えて高機能化を図るストレス負荷型栽培技術
・高機能化された野菜を原料にした健康食品事業を展開(六次産業化)
・栽培環境の制御条件をデータ化、農業クラウドへの応用
・植物工場システム(独自の照明)から健康食品事業(アグリ生活)までの垂直統合型事業を実施