子どもたちがさまざまな農作業を継続体験「イオン チアーズクラブ ファーマーズプログラム」本格開始

 イオンは本年9月より「イオン チアーズクラブ」の子どもたちの環境学習の一環として、継続的に農業を体験する「イオン チアーズクラブ ファーマーズプログラム」を本格開始する。

プログラムでは、収穫や苗の植え付けなどの一側面に限らず、畑の管理なども含めた農作業を体験することで、農業についての理解を深めることを目的に実施します。
加えて、植物の仕組みや、農業と環境との関わりなどについても学ぶ機会を設け、1プログラムあたり3~4回のカリキュラムで開催します。
子どもたちがさまざまな農作業を継続体験「イオン チアーズクラブ ファーマーズプログラム」本格開始
複数回の参加を通じて多面的に継続学習する農業プログラムは、新たな取り組みとなります。今後、各地のイオン直営農場などで実施していく予定です。

第1弾として9月22日(木)から、イオン兵庫三木里脇農場にて、同クラブの子どもたち10名が全3回のプログラムに参加します。第1回は「植物の働きと仕組みを学ぶ」をテーマに、成長過程にあるキャベツや大根をいくつか掘り出し、葉や根の役割について学びます。
以降は、3R月間である10月にグループ店舗から出る食品残さの回収や堆肥工場の見学、11月に収穫体験を行う計画です。

【イオン兵庫三木里脇農場での「イオン チアーズクラブ ファーマーズプログラム」について】(予定)
・内容
<第1回>2016年9月22日(木) 植物の働きと仕組みの学習
<第2回>2016年10月9日(日) イオングループ店舗で回収した食品残さを使用した堆肥づくり工場見学(工場は大栄環境株式会社を見学)
<第3回>2016年11月中 農作物の収穫・試食
・場所:イオン直営農場 兵庫三木里脇農場(兵庫県三木市口吉川町)
・参加人数:イオンジェームス山店、イオン三田ウッディタウン店の「イオン チアーズクラブ」の子どもたち10名
・対象農作物:キャベツ、大根、白菜、ブロッコリー等

※備考
イオン兵庫三木里脇農場では、イオングループ店舗の食品残さを有機堆肥としてリサイクルし、その堆肥を使用してイオン直営農場で栽培した農作物をグループ店舗に供給する「完結型(クローズド)食品リサイクルループ」に取り組んでいます。本プログラムで栽培する農作物は、この有機堆肥を使用しています。

イオン チアーズクラブ:
公益財団法人イオンワンパーセントクラブの支援により、小学校1年生から中学校3年生までの子どもたちを対象に、環境に関する学習や体験の場を提供しています。

全国のイオン店舗を拠点として、地域の子どもたちが月に1回程度集まり、イオン各店舗の従業員のサポートのもと、環境をテーマにさまざまな活動を実施。現在、全国約440クラブ、約7,900名が参加しています。

3R:
Reduce(廃棄物の発生抑制)、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用)