山形県酒田市、遊佐町、生活協同組合庄内親生会、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(生活クラブ連合会)、庄内自然エネルギー発電の5者は今後、エネルギー面でも連携を強化していく。
山形県庄内地域と生活クラブグループは、1968年に出会い、今日まで、米、豚肉、農産物、加工品など多くの生産物で提携を深めてきました。
その長年の提携の中で、食を通じ、庄内地域の環境保護、エネルギーなど多岐に渡る分野で、共に課題解決に向けた活動を進め、その取り組みが結実した成果の一つとして、生活クラブグループと庄内の生産者は「庄内・遊佐太陽光発電所」を建設しました。
発電所は、庄内の地域資源である自然エネルギーで発電した電力を庄内地域に供給すると同時に、その利益を持続可能な地域社会づくりに活用することを目的として、2019年2月に稼働を始めました。
【庄内・遊佐太陽光発電所】
本発電所は、31ヘクタールの敷地に67,000枚の太陽光パネルを設置し、年間毎時18,000メガワットを発電します。これは、一般家庭の年間電気消費量に換算して、約5,700世帯分の電力となります。また、これによって年間約9,200トンのCO2を削減できることとなります。
・発電所名: 庄内・遊佐太陽光発電所
・所在地: 山形県飽海郡遊佐町
・発電容量:18メガワット
・年間想定発電量: 毎時 18,000メガワット
・電力販売会社: 株式会社生活クラブエナジー、東北電力株式会社
■生活クラブについて
生活クラブは生協の中のひとつです。 今から約50年前「まとめ買いして安く分け合おう」と、200人あまりのお母さんたちが集まって牛乳の共同購入を始めたことからスタートしました。
今日の生活クラブでも、既存の商品を購入するのではなく、自分達の生活に必要な品物を、自分たちが開発過程にかかわりながら生産者とともに、納得いくものをつくるという、徹底したものづくりの姿勢でとりくんでいます。
URL: https://seikatsuclub.coop/
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