バイエル クロップサイエンスと中国XAG、ドローンを活用した日本における共同事業開発へ

 バイエル クロップサイエンス株式会社、XAG Co.,Ltd.(広州極飛科技有限公司、本社:中国・広州)、XAIRCRAFT JAPAN株式会社の3社は、日本国内市場におけるドローンを活用した共同事業開発の独占契約を締結した。

バイエル クロップサイエンスと中国XAG、ドローンを活用した日本における共同事業開発へ
XAIRCRAFT JAPANウェブサイトより
現在、世界的規模で、食糧問題の解決や農業効率化が急務とされており、そのためのソリューションとして、IoTと農業の融合化など、農業のデジタル化が注目されております。

特にドローンの活用は、センシング技術および、農薬、肥料、種子等の散布技術による省力化など、精密農業として大変期待されております。

国内においても、農業の後継者問題が深刻化する中、担い手である日本の農家の省力化を見据え、ドローンを活用した技術開発のニーズが高まっております。

バイエル クロップサイエンスは、水稲、畑作、野菜および果樹の豊富な農薬ポートフォリオと付帯サービスで、農家の方々をサポートしています。一方、XAGおよびXAIRCRAFT JAPANは、農業に特化したドローンによる精密散布技術に特長を持っています。

今後、バイエル クロップサイエンス、XAG、XAIRCRAFT JAPANの3社は、日本の農業市場のさまざまな問題を解決すべく、担い手の省力技術、高効率農業、精密農業の実現に向けて、新規技術、ビジネスモデルの開発を加速させ、イノベーションを提供してまいります。


■バイエル クロップサイエンス株式会社について
バイエル クロップサイエンス株式会社は、農薬、種子、エンバイロサイエンス(防疫用薬剤)の分野で世界をリードする、ライフサイエンス企業であるドイツ バイエル社のクロップサイエンス部門に属し、日本における農業関連事業を担っています。

日本では1941年に事業を開始、現在は農薬事業とエンバイロサイエンス事業(緑化製品と生活環境製品)を中心に、グローバル規模の研究開発体制を活かした製品開発、製造・販売を行っています。

同社は日本のバイエルグループの一員として、日本農業の持続可能な発展に向けた革新的な製品とソリューションを提供しています。詳細は http://www.cropscience.bayer.jp をご参照ください。


■XAGについて
2007年に設立したXAGは、世界の農業科学技術農業の自動化や、産業用無人機の業界におけるリーディング・カンパニーです。

無人化を行うための研究開発・製造施設の設立、無人機の工業設計、ハードウェアの製造、ドローンのコントロール設計などの分野で世界をリードしています。中国広州に本社を置き、XPLANET、XGEOMATICS、XAG ACADEMYを展開しています。

社内の無人機開発者および応用者は1400人を超え、中国の29の省と日本、オーストラリアを含む6カ国において、国際的農業自動化科学研究プロジェクトを協力開発しています。

主な製品・サービスは、P20農薬散布用無人機、C2000スマート測量無人機、FM1スマートモニタリングステーション、XAIRWAY物流無人機、農薬自動補充機、GNSS RTK測位システム、XGEOMATICS地理情報ソリューションなどです。詳細は http://www.xag.cn/en をご参照ください。


■XAIRCRAFT JAPAN株式会社について
XAIRCRAFT JAPANは、XAG出資のもと2016年に日本支社として設立。日本における農業の自動化、スマート農業の推進、IoTを活用し日本の農業産業の成長、発展を目指しています。

弊社の商品は、Pシリーズの農薬散布用無人機、Cシリーズのリモートセンシング、スマート測量無人機、FM1スマートモニタリングステーション、農薬自動補充機、GNSS RTK測位システム、XGEOMATICS地理情報ソリューションなどです。今後もXAIRCRAFT JAPANは、総合的なスマート農業ソリューションを提案、提供していきます。詳細は http://www.xag.co.jp をご参照ください。