宮崎県児湯郡新富町の一般財団こゆ地域づくり推進機構は、町の基幹産業である農業を中心にIoTの標準化を目指し「IoT推進コンソーシアム」に加盟した。
こゆ財団では現在、町の主産業である農業の持続可能性を高めようと、アグリテックの活用に注力しています。
具体的には地元農家とテック導入による栽培技術の開発や実証実験を行うほか、新富町役場・都城工業高等専門学校とともにアグリテックの共同研究および人材育成を見据えた連携協定を結ぶなど、積極的に活動を進めています。
こゆ財団の代表理事である齋藤は「宮崎県児湯郡新富町の基幹産業は、農業。ピーマンやきゅうりの施設園芸においては、すでにITでハウスのデータを管理分析し、売上向上という成果を上げているアグリテック農家もいます。
今後は、国産生ライチなどの希少価値性が高い生産物にもIoTを活用し、農業を中心とした産業の活性化を実践していきたいと思います」と話しています。
◾️「IoT推進コンソーシアム」とは>>http://www.iotac.jp
◾️ 国産生ライチのご紹介 https://lychee.shop
こゆ財団とは
2017年4月に宮崎県児湯郡新富町が旧観光協会を法人化して設立した地域商社。「世界一チャレンジしやすいまちへ」というビジョンのもと、「強い地域経済をつくる」をミッションとし、行政では成し得なかったスピード感で『特産品販売』と『起業家育成』を行いながら地域経済の創出に取り組んでいます。
主に、国内流通わずか1%といわれる国産ライチのブランディング・販売や、起業家育成塾「児湯シータートル大学」「地域を編集する学校」などを実施しています。
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