日本郵船では、40フィート冷凍コンテナ約4,700本の新規調達を決定し、11月から本格的な投入を開始した。同コンテナの新規調達は昨年の5,500本に続くもので、これにより当社が運用する冷凍コンテナは4万本を超え、製造後の平均経過年数は約4年へと若返ります。
今回調達した約4,700本のうち約600本はCA(注)機能を併せ持つコンテナで、葉物野菜や果物をはじめとした貯蔵環境に敏感な生鮮食品を新鮮なまま輸送することが可能です。
これらCAコンテナは中南米諸国から日本・アジア地域への果物輸送のほか、近年注目されている日本ブランド青果物の輸出用に主として使用される見込みです。
日本政府による経済成長戦略も相まって、冷凍コンテナによる輸送需要は今後堅調な伸びが予想されます。当社はこの成長分野に積極的に投資し、高品質で競争力のあるサービスを提供し続けていきます。
(注)Controlled Atmosphere
温度だけでなく、酸素濃度と二酸化炭素などの空気成分をコントロールする機能を持つことで、生鮮品・青果物の鮮度・品質を保ち、貯蔵を長持ちさせる技術。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現