株式会社ローソンは、2016年11月22日より、農業法人「株式会社ローソンファーム新潟」で生産された新米を使用した「ローソンファーム新潟のコシヒカリおにぎりセット」(税込360円)を、関東・甲信越エリアのローソン店舗(4,373店舗)で発売する。
また、11月30日より、新米を精米した「新潟県産こしひかり2kg」(税込950円)を、全国のローソンストア100(799店舗)にて発売する。(※店舗数は全て2016年10月末現在)
「ローソンファーム新潟」は、大規模農業の改革拠点として国家戦略特別区域に指定されている新潟市に2015年3月に設立されました。今年は栽培面積を2倍に広げ9月にコシヒカリ約44トンを収穫しました。
ローソンファーム新潟で栽培されたコシヒカリは甘みと香りのバランスが良く、程よい粘りが特徴です。昨年は、約15トンの米を収穫し「ローソンファーム新潟のコシヒカリおにぎり」を新潟県全域および長野県、東京都、千葉県の一部店舗(約580店舗)で約4万個を販売しました。収穫量が増えた今年は、販売エリアを関東・甲信越エリア全店(4,373店舗)へ広げ、18万個を販売する予定です。
■11月22日(火)発売
「ローソンファーム新潟のコシヒカリおにぎりセット」360円(税込)
【販売エリア】関東・甲信越のローソン店舗(4,373店舗)
「新潟の味を楽しめるおにぎり」をコンセプトにしたおにぎりと副菜のセットです。シンプルな味わいの塩にぎりと梅おにぎりに、佐渡の酒粕(尾畑酒造 真野鶴)で粕漬け焼きに仕立てた新潟県佐渡市で養殖した「佐渡サーモン」、新潟県の酒粕を練り込んだ「さつま揚げ」、ごはんとの相性の良い玉子焼をセットにしました。
■11月30日(水)発売
「ローソンファーム新潟米 新潟県産こしひかり 2kg」950円(税込)
【販売エリア】全国の「ローソンストア100」(799店舗)
「ローソンファーム新潟」は、今後100ha規模での米づくりを目標に、農地集約による大規模農業に取り組んでいます。生産した米は、ローソングループ店舗で販売する他、弁当やおにぎり等の中食商品の原材料として使用しています。
また、ローソンファーム新潟は、自社生産品以外にも新潟県で生産された野菜や果物をローソングループに供給するなど、新たな役割を担っています。
ローソンは新潟市と連携して、新潟ブランドの米・農産物の生産効率及び付加価値の向上を目指し、地域の活性化と農業の発展を推進してまいります。
■「ローソンファーム新潟」の概要
会社名:株式会社ローソンファーム新潟
住所:新潟県新潟市江南区大淵
面積:10ha
出資者:後藤竜佑 75%、(株)RAG10%、(株)ローソン15%
代表者:代表取締役 後藤竜佑
資本金:5,000,000円
栽培品目:米(コシヒカリ・こしいぶき)、さつまいも、ねぎ
収穫量:約68トン(コシヒカリ・こしいぶき)
販売額:約11百万円(2016年度計画 主食米販売計画)
■ローソンファームについて
ローソングループの店舗向けに、“安心・安全”な野菜等を安定供給することを目指し設立された農業法人です。2010年の「ローソンファーム千葉」設立を皮切りに全国に拡大し、現在全国に23ヶ所設立しています。農業の成長を目的に、若手生産者との取り組みやITを活用した生産管理、6次産業化の推進などを積極的に進めています。
「ローソンファーム」では、年間を通して計画的に農作物を生産するため安定供給が可能で、また、お客様に「安心・安全」を提供できるよう、野菜の生産履歴を管理し、店頭には生産者の顔が見えるPOPを貼り付けるなどの工夫をしています。また、ローソンファームで生産された農産物はパスタやサラダ、調理パン、デザートなどローソンのオリジナル商品の原材料にも使用しています。
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