株式会社リバネスと、リバネスアメリカの出資先であるKakaxi,Inc.は、2016年11月より、農業生産の向上に寄与する各種データをより安価に取得することができる農地モニタリングデバイス「KAKAXI」の販売を開始する。
Kakaxi社がアメリカでデバイスの研究開発・製品化を行い、リバネスが日本の総代理店として農業生産法人や自治体、大学等への導入を行います。
販売に先立ち、10月12日より開催される第3回 国際次世代農業EXPOにて実機の展示および限定200台のモニター予約販売を行います。
Kakaxi社は、一次産業を情報産業に変えることを目指し、アメリカにて農地モニタリングデバイスの開発、提供を行っています。このたび製品化を実現した「KAKAXI」は、太陽光稼働で内蔵されたカメラが定期的に農場を撮影し、同時に温度・湿度・日射量・雨量を測定します。
カメラ内蔵型の農地モニタリングデバイスとしては世界最小サイズとなります。計測データはデバイスに内蔵された3G通信で、クラウドにアップされウェブ経由で閲覧が可能です。
今後もオプション機能でECセンサや土壌水分量センサ、樹液流量センサを取り付け、取得可能なデータを拡充し、農業のIoT化をはかることで、さらなる農業生産の向上に寄与してまいります。
【第3回 国際次世代農業EXPO ブース概要】
会期:2016年10月12日[水]~14日[金] 10:00~18:00
※最終日14日(金)のみ17:00終了
会場:幕張メッセ / KAKAXIブース番号:No.6-14
2016年10月12日〜14日に幕張メッセで開催される第3回 国際次世代農業EXPOでは、初期費用0円、月額9,800円(税別)にてご利用いただけるモニターを募集いたします。限定200台となっておりますので、ぜひお早めにブースにお越しください。
なお、ご来場いただけない際には、以下に直接お問い合わせください。
※ 詳細プレスリリース: https://agri-ga.com/2016/10/11/kakaxi/
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現