電子機器製造業の株式会社ジョイ・ワールド・パシフィックは、圃場の気象・環境センシング、カメラモニタリング「シーカメラ」などにオプションで取り付けできる「放射線量測定計」を10月からサンプル出荷を開始する。屋外での利用も想定し、防水保護等級IP67のプラ筐体を採用し、既存機器との接続を簡単におこなえるようにRS-232Cでデータ出力を行う。
主な利用場面は、露地・果樹・田ん圃および施設園芸などでの利用を想定しており、10月1日からサンプル品の受注を開始します。
昨今、農産物に含まれる放射性物質、放射線量の検査や、モニタリングポストでの空間線量収集がおこなわれており、圃場毎での空間線量の測定の要望が多く、設置している圃場も多くなっています。しかしながら新しく設置した場合、ロガーや、データ通信部などを導入しなければならず、工数とシステム規模の増大が課題となっていました。
弊社の放射線量測定計は「シーカメラ」や既存設備に簡単に取り付けられるようにRS-232C でデータ出力します。ログや、データ伝送は、従来機器側でおこないますので設置工数や設置費用を削減し、ランニングコストを押さえた運用が可能となります。
同社WEBサイト: http://www.j-world.co.jp/
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